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- 本 ・本
- / ISBN・EAN: 9784061158450
感想・レビュー・書評
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彼の思想の中核をなす「経験」は、言葉から出発するものではないこと、そしてそれが信仰と死に行きつくということが朧げにわかった。
一人一人が自分の責任において物事を考え、経験を成熟させていくことが、ひいては社会を変えていくことにつながる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
罪を赦すことができるのは神だけである。
人ができるのは、人の罪を忘れるということ。
キリスト教の観点から、自己について、経験について書かれています。
果たして自分は、確固たる一人称に基づいて、生きる中での決断を下せているのか。。
戦争と、その直後の西欧生活を経て、強烈な「日本人としての自己」を意識した「経験」をもつ著者でこそ書ける文章やと思います。 -
著者:森有正(1911-1976、新宿区、哲学)
解説:山形孝夫(1932-、仙台市、宗教人類学) -
烏兎の庭 第一部 書評 2.26.03
http://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto/uto01/yoko/ikirukotoy.html
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