聖書の起源 (講談社現代新書 448)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061158481

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  • 砂漠の神であるヤハウェがいらなくなり、農耕民(定住民)となった信者には、治癒神が必要とされてくる。そこで登場したのが、治癒奇跡・悪霊払いをするイエスであった。
    論理展開が巧み。

  • 聖書の読み方は色々あるけれど、この本は聖書をヘブライ語圏の口伝集大成として捉え、周囲の様々な文化圏からどのような内容の神話・伝承が流入し、聖書の中のエピソードとして登場しているかを探っている。
    新約聖書でイエスが奇跡として盲目の者やらい者を「癒す」が、その「癒す人」としての属性をギリシャの医神エスクレピオスに求めたり、同じく「死んで甦る」属性をバァル神話のバァルやアドニスに求めたりする。
    日本史受験者として世界史や世界地理に疎いせいか、点でしか捉えられない古代文明の繋がりや伝播についてを改めて面白く読ませてもらった。

  • イエス=キリストを治癒神の視点に置き、アスクレピオスとエシュムンの二つの神と比較した本。

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著者プロフィール

1932年、仙台に生まれる。専攻、宗教人類学。東北大学文学部宗教学・宗教史学科大学院博士課程修了。宮城学院女子大学教授、学長を歴任。著書:『聖書の起源』『レバノンの白い山──古代地中海の神々』『砂漠の修道院』『死者と生者のラストサパー』『聖母マリア崇拝の謎』『黒い海の記憶──いま、死者の語りを聞くこと』ほか。

「2014年 『3・11以後 この絶望の国で』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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