風の歌を聴け

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 1391
レビュー : 127
  • Amazon.co.jp ・本 (201ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061163676

感想・レビュー・書評

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  • 深く深く潜っていくような思考の落とし穴にはまったみたいだ。
    村上春樹作品は回りくどく展開も好きじゃなかったが、この作品はとても好感がもてる。静かに進んでいく僕と鼠と4本指の女の子とハートフィールドのお話。初めて村上春樹作品をすきになった。

  • わけわからんかった笑 でも読み終わったあとの謎の虚無感は嫌いじゃない、すきでもないけど。

  • 冒頭が好きだし、冒頭がすべてだと思う

  • 再読

  • 再読。
    このシリーズは好きだから、もう少し読み込みたい。

  • まず、舞台が外国?アメリカ?と錯覚するくらい、会話や文体が粋で垢抜けているな、と思いました。

    何を言いたいの?と最初はとまどいましたが、なんとなく言わんとすることが後半つかめてきてからはよかったです

    くどくどしてなくて、でも深いスルメ小説。

  • 「羊男…」を読む前にとりあえず…

  • ”「...そうだろ?強い人間なんてどこにも居やしない。強い振りのできる人間が居るだけさ。」”

  • わたしは中学生の頃に村上春樹全作品集を通読したから、この本と初めて出会ったのは中学生の時。もうほとんど何も覚えてなかったので、ここで今一度大学生を描いた村上春樹を感じようと奮起して、読み返しました。
    村上春樹はかなり優れた文章家だと思う。本当に無駄なく正確に伝えたいことをきちんと、しかし意図的に遠回りもしながら全て自分の意志で司っている、そんな気がしていた。でもこの作品は処女作ということもあって、そこまでの洗練された作品とは言い難いのかな、とも思った。伝えたいことや書きたいことを全てとにかく詰め込んだせいで、ぶつぶつと切断されて真意が見えない印象。あくまで、印象だけれども。
    しかし、この本ほど村上春樹らしい本もないとおもう。作家が「この作品を書かずして死ねない」と思ったから生み出されたのが処女作であり、処女作とそれ以外の作品の決定的な差異はそこにある、と昔教えてもらったのを思い出した。
    わたしは風の歌が聴きたい。

  • 今年は村上小説を発表年順に
    片っ端から読み返していこう。

    そんなふうに意気込んで
    久しぶりに手にした一冊。

    ぼくは、ささやかなコダワリとして
    村上さんの作品はなるべく文庫ではなく
    ハードカバーで集めている。

    良い映画は映画館で鑑賞したいように
    良い小説はハードカバーで読むに限る。

    というわけで、まだぼくが生まれるより
    ずっと前に発売されたこの本は、
    バーコードさえ付いていないし、
    印刷も古き良き活版印刷である。

    活版独特の滲みや揺らぎが
    たまらない一冊です。

    本書は村上春樹さんがまだジャズ喫茶を
    営んでいた最中に突然の閃きを得て
    書かれた一冊で、たまたまその原稿を
    出版社に送ったら新人賞をゲットして
    しまって…

    といった具合に本になってしまった
    デビュー作なのです。
    ほんとうに世の中には色々なかたちの
    キッカケがあるものです。

    そういった初々しさのようなものも
    含めてとても古き良き処女作です。



    読むのにかかった時間:2時間

    こんな方にオススメ:これから小説を書いてみたい方

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著者プロフィール

村上春樹(むらかみ はるき)
1949年、京都府京都市伏見区生まれ、兵庫県西宮市芦屋市育ち。早稲田大学第一文学部映画演劇科卒。大学在学中にジャズ喫茶「ピーター・キャット」を国分寺・千駄ヶ谷に開店していた(1981年、店を人に譲渡)。1979年にデビュー作の「風の歌を聴け」で群像新人文学賞を受賞。谷崎潤一郎賞、読売文学賞、朝日賞など数々の受賞歴がある。2006年にフランツ・カフカ賞、2009年にイスラエルのエルサレム賞受賞。ノーベル文学賞に最も近い作家の一人と言われており、毎年発表時期に日本国内でニュースになる。事実、村上春樹作品は全世界で翻訳されており、アメリカ・アジアでの評価がとりわけ高い。フィッツジェラルドやレイモンド・カーヴァーなどの作品の翻訳も手がけ、翻訳家としての仕事も高い評価を受ける。翻訳と創作活動を交互に行うことで、作風を変化させ、作家としての成長を続けている。新作が発表されるたび大きな話題となるが、近年は特別番組「村上RADIO」にてラジオDJも務め(不定期放映)、数々の名言も注目を集める。代表作に『風の歌を聴け』『羊をめぐる冒険』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『ノルウェイの森』『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』。2019年7月31日に『神の子どもたちはみな踊る』が舞台化。アメリカのサックス奏者スタン・ゲッツの伝記翻訳を2019年8月刊行。2019年9月10日発売の『文藝春秋』10月号で「至るところにある妄想 バイロイト日記」を寄稿。

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