風の歌を聴け

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (201ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061163676

感想・レビュー・書評

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  • 完全に理解しきることは難しいけど、ほわっと涙腺が刺激されるような感覚になった。
    思っていることの半分しか喋らないようにしたら、数年後、本当に思っていることの半分しか喋らない人間になっていた、という一文がよかった。
    8月に読むのがちょうどいい。

  • 村上春樹デビュー作。僕と鼠と過ぎ去る夏。
    世界観と僕や鼠の言葉が好きです。
    夏の淀んだ空気や草の匂い、捉えることはできないけれどそこにある。この物語も気持ちや言葉で捉えることはできないけれど確かにある。

    次は長編を読みたいです。

  • 夏に読みたい本。

  • 再読。レシートが挟んであった。初めて読んだのは1999年。どんな気持ちで読んだか全然覚えてない。

  • 初めて村上春樹の作品読んだ。読まず嫌い良くない。わかるようでわからなかったけど、ふわっと掴めるものはあった。言葉が自然と入ってくる感じ。時間かけずにすぐ読めたし、なかなか面白かった。

  • ダンスダンスダンスから遡ってここまで来る。

    当時を斜に構えたスカした洋書のように描いてるけど
    逆にこの時代だからこそのアナログ感が良かった。

    僕と鼠のはじまり。

  • デビュー作、再読。
    まだぎこちなく、熟達していないせいか、やっぱり所々に古臭さを感じる作品ですが、それでもユニークでいいと思います。始まりもなく、終わりもない、流れる方向もわからない。大河の一部を切り取ってそのまま真っ白の画用紙に貼ったような感じを受けました。

  • 夏休み、故郷に戻ってきた「僕」は、なじみのバーで「鼠」と飲んだり、小指のない女の子と知り合ったり、文学について考えたりする。
    村上春樹らしさは出ているが、取り留めのない物語という感じ。

  • よくわからないけど惹かれた。

  • 私の村上デビュー本。近々再読予定。

著者プロフィール

1949年京都府生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。79年『風の歌を聴け』で「群像新人文学賞」を受賞し、デビュー。82年『羊をめぐる冒険』で、「野間文芸新人賞」受賞する。87年に刊行した『ノルウェイの森』が、累計1000万部超えのベストセラーとなる。海外でも高く評価され、06年「フランツ・カフカ賞」、09年「エルサレム賞」、11年「カタルーニャ国際賞」等を受賞する。その他長編作に、『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』『街とその不確かな壁』、短編小説集に、『神の子どもたちはみな踊る』『東京奇譚集』『一人称単数』、訳書に、『キャッチャー・イン・ザ・ライ』『フラニーとズーイ』『ティファニーで朝食を』『バット・ビューティフル』等がある。

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