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本 ・本 (263ページ) / ISBN・EAN: 9784061163812
感想・レビュー・書評
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向田作品を読むたびに思う、惜しい人を事故で失ったものだ、と。亡くなる2年ほど前の作品も結構あって、それらを読み終えるたびに、向田邦子自身が、この2年程後にこの世を去るとは夢にも思っていなかったのだ、ということを思うと、我が身とても同じこと、ということに思い至る。今を大切に生きていかなければ。。
特に気に入った作品。「男性鑑賞法」。再読してみたい。 -
父の風船に感動した。向田さんのお父様って厳格だけど優しい面があって素敵だなと思う。
ライオン本当にいたんだ!
あるエッセイのその後があったり、それぞれのエッセイがつながっていたりするところが面白い。 -
いろいろな雑誌に書かれた文章がたくさんで、楽しめました。
やっぱり、飾らない人柄がうかがえるような話がとりわけ好き。 -
美味しそうな食べ物がちょいちょい出てきて興味津々。
そういえば、著者は都内で小料理屋を営んでいたんだ。
青山の菊屋はそのうち行ってみよう。水羊羹の季節が終わる前までに。
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記憶の達人だがちょっと怪しい。
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ドラマの脚本家として、又、第83回直木賞受賞者として有名な故・向田邦子のエッセイ集。
表題の「眠る杯」の他にも、「字のないの葉書」などドラマ脚本家らしいキャッチーな題名が並んでいる。
“向田文学”を知る格好の作品。
エッセイなので、肩肘を張らずに読める。 -
とてもあたたかい本だった。人を見つめる深さと優しさを感じた。幼かった頃のことを思い返し、父や母、祖父母の当時の年齢よりも、現在の自分は大人になりまたは近づき、今だから感じることもあるのだと、そして家族のあたたかさに思いを馳せているのも印象的だった。
「国語辞典」には大きな勇気をもらった。「抽出しの中」の切手が必要な時に取る手段はとても面白かった。「騎兵の気持」「恩人」「小さな旅」「鹿児島感傷旅行」にもはっとさせられた。 -
向田邦子の随筆集。知的な笑いが散りばめられてる。
著者プロフィール
向田邦子の作品





