1973年のピンボール

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 831
レビュー : 83
  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061168626

感想・レビュー・書評

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  • 村上春樹さんの2冊目の小説にして、
    色々な意味合いで個人的に好きな1冊。

    最初はとても“雑な”印象で、
    文章も今ひとつまとまっていなくて、
    まあ要はあまり面白く感じなかったわけです。

    今でもその“雑な”印象は変わってないのですが、
    なんだかその“雑さ”がとても好きで気楽に
    読める数少ない一冊になりつつあります。笑

    というのも一作目の風の歌を〜が予想を
    裏切り賞を受賞してしまった為、
    この当初書かれる予定ではなかった一冊が
    書かれはじめ、それも村上さんはまだ
    専業の小説家にはなっておらず、ジャズ喫茶を
    経営しながら、書き上げた作品ということで
    通りで雑な訳です。

    しかしながらそこに魅力を感じ始めている
    ぼくのような輩もいるわけで「作品の評価」
    というものはいつの時代も曖昧模糊なものですね。

    さーて次は羊です。たのしみたのしみ


    読むのにかかった時間:2時間

    こんな方にオススメ:「風の歌を聴け」を読んだ方はスグにでも!

  • ジェイズ・バー、鼠、双子の女の子、ビール、そして3フリッパーのスペースシップ。
    この青春小説の創り上げる要素。
    もう雰囲気が好き。それ以外を求めてもいけない作品だし、それ以上を求めてもいけない作品だと思う。

  • 子供の頃、
    友だちの住んでいたマンションの1階に
    アーケードゲームのメンテ会社があって。

    ピンボールマシーンでよく遊ばさせもらいました。

    この小説を読んだとき、
    どうしても、そのイメージと重なって、
    ピンボールの不気味な存在感がリアルだな、と感心しました。

    高校生だったボクにとっての、
    村上春樹さんは「僕と鼠の3部作」がすべてでした。

    本作は、その2作目。

  • 自分を確かめるために日常のミニマムに価値をおいて生きる者たちの感傷とニヒリズム。気分を共有できるか否かが好悪の分かれ目だろう。

  • ピンボールってかっこいいなって思った。

  • 双子の女の子とか、ペニー・レインをサビ抜きで1日に20回も口ずさむとかほんと面白いこと言うよね。
    もはやお笑いだと思う。(褒め言葉)

  • 粗削りでドライ。不思議な世界観。
    じつはいちばん好きなハルキ作品かもしれない。

  • まず、「僕」の仕事が仲間と2人で初めた翻訳事務所というのが微笑ましい。そして「僕」の労働時間が10時~16時というところが羨ましい。
    毎度毎度社会に対する責任を負っていない「僕」であることが素晴らしい。
    満足度6+

  • 羊をめぐる冒険に連なる連作。
    高校時代に読了。

  • 寂しいときに読みたくなる。

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著者プロフィール

村上春樹(むらかみ はるき)
1949年、京都府京都市伏見区生まれ、兵庫県西宮市芦屋市育ち。早稲田大学第一文学部映画演劇科卒。大学在学中にジャズ喫茶「ピーター・キャット」を国分寺・千駄ヶ谷に開店していた(1981年、店を人に譲渡)。1979年にデビュー作の「風の歌を聴け」で群像新人文学賞を受賞。谷崎潤一郎賞、読売文学賞、朝日賞など数々の受賞歴がある。2006年にフランツ・カフカ賞、2009年にイスラエルのエルサレム賞受賞。ノーベル文学賞に最も近い作家の一人と言われており、毎年発表時期に日本国内でニュースになる。事実、村上春樹作品は全世界で翻訳されており、アメリカ・アジアでの評価がとりわけ高い。フィッツジェラルドやレイモンド・カーヴァーなどの作品の翻訳も手がけ、翻訳家としての仕事も高い評価を受ける。翻訳と創作活動を交互に行うことで、作風を変化させ、作家としての成長を続けている。新作が発表されるたび大きな話題となるが、近年は特別番組「村上RADIO」にてラジオDJも務め(不定期放映)、数々の名言も注目を集める。代表作に『風の歌を聴け』『羊をめぐる冒険』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『ノルウェイの森』『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』。2019年7月31日に『神の子どもたちはみな踊る』が舞台化。アメリカのサックス奏者スタン・ゲッツの伝記翻訳を2019年8月刊行。2019年9月10日発売の『文藝春秋』10月号で「至るところにある妄想 バイロイト日記」を寄稿。

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