不確定性原理: 運命への挑戦 (ブルーバックス 155)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061177550

感想・レビュー・書評

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  • この本は、私の人生を変えた一冊。
    たぶん読んだのは、高校二年だったと記憶している。

    都築卓司先生を知った初めての本でもある。
    おどろいた。
    最初に「巨人の星」が登場する。(こんな物理の本は他にないぞ)

    大リーグボール一号(バットを追う魔球)は、古典物理を窮め尽くした魔球だが、大リーグボール二号(ご存じ、消える魔球)は、量子論なしには説明できない、という。

    引き込まれますよ。(今の若い人は、「巨人の星」を一読してからこれを読まないとね。)

    これほど物理を楽しく読ませてくれた本に出会えたことに、感謝したい。

    直接お会いすることはできなかったけれど、都築先生の魅力で、私は物理から離れることができなかった。
    もう叶うことのない夢だが、都築先生の講義を一度受けてみたい。

  • 量子力学を進めていくと、どうしてもはずせない、確立の世界。あいまいでものごとがひとつでない世界。魔球や忍術、SF太平洋海戦など読み物的な手法も使っての解説で、読んでいても楽しい一冊です。

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著者プロフィール

1928年浜松市生まれ。海軍兵学校、旧制一高から東京文理科大学物理学科へとすすみ、同大学院では統計力学を専攻。物理学の全分野にわたって幅広い知識をもつ。横浜市立大学で教鞭をとり、同大学名誉教授。研究者ではあるが、専門分野以外でも多芸多才。国内の写真なら、一目見て何県何市かがわかるという。ブルーバックスの著作は『四次元の世界』『10歳からの相対性理論』『マックスウェルの悪魔』など17冊(うち共著1冊)。累計300万部を超える。2002年7月惜しくも逝去された。

「2019年 『トポロジー入門 奇妙な図形のからくり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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