科学の手帖: 現代人必須300の知識 (ブルーバックス 274)

崎川範行

• 講談社 (1975年10月1日発売)

感想・レビュー・書評

[映さんの感想 · 2007年9月11日]

１ページに１語、科学に関する言葉について書かれています。科学の事典みたいなもんです。
で、何がいいってこの本、すっごい文体がやさしい。で、面白い！
だから結構厚いんですけど読みやすい。
端から読んでもいいし、１ページ１語だから、くじ引きみたいにぱっと開いたページを読んでみてもいいし、あいうえお順に並んでるから、辞書感覚で読んでもよし。

専門知識がなくてもサクサク読める本です。

http://preciousdays20xx.blog19.fc2.com/blog-entry-422.html

著者プロフィール

●1909年、東京に生まれる。東京帝国大学応用化学科卒業。東京工業大学教授、日本大学教授などを歴任。専門の応用化学のみならず、宝石や野鳥の研究家としても有名。著作に『やさしい火の科学』『新しい科学――はじめて科学を学ぶ人のために』『新しい有機化学――炭素化合物を見なおす』『科学のこぼれ話』『鳥の来る日』『パイロット三ちゃん』など。2006年死去。

「2017年 『エジソン　（新装版）』 で使われていた紹介文から引用しています。」