人間工学からの発想―クオリティ・ライフの探求 (ブルーバックス)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061180956

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  • この本は、人間が生活する上で関わることの多い「もの」を、筆者がどのように設計してきたかをわかりやすく紹介した本。設計の進め方は、人体の構造、各パーツのサイズをベースにしているので、今でも十分に通用することがいたるところに書かれている。家具選びをする人なら、第4章、第6章あたりはとても参考になると思う。前提知識として専門的な知識は一切不要。「設計というのは、総合と分析の過程を繰り返しながら、一歩ずつ目標に近づいていく技術である」という一文には感銘を受けた。

著者プロフィール

1916~2016年 長野県生まれ、京都大学卒業。千葉大学工学部建築学科教授、工学部長を経て名誉教授、千葉工業大学教授、農学博士。専攻は人間工学、住宅産業、木材工学。日本インテリア学会名誉会長。日本建築学会賞、藍綬褒章、勲二等瑞宝章、みどりの文化賞、日本建築学会大賞を受賞。日本建築学会名誉会員。日本人間工学会名誉会員。著書は「インテリア大事典」「インテリア学辞典」ほか多数。

「2018年 『新装 インテリアの人間工学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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