10歳からの相対性理論―アインシュタインがひらいた道 (ブルーバックス (B‐584))

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 134
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061181847

作品紹介・あらすじ

アインシュタインだって、共通1次にはまける!
われわれの住む空間と、過去から未来へ流れゆく時間とに対する考え方を、根底からくつがえしたアインシュタインは、長い科学史の中でも、類をみない天才である。この大天才にして、大学の入学試験では、語学と生物で点がとれず、失敗してしまった。彼は、自分の興味のある数学や物理学はとことんやるが、嫌いな学科にはまったく関心をもたないという、現在の日本の学校教育制度からみれば、一種の異端児だったのである。さあ、みんな、元気を出そう!!

感想・レビュー・書評

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  • 読んで見たら相対性理論の中身についてはほとんど書かれていなくて、アインシュタインの伝記に近い内容だった。たしかにそうすれば10歳からでも読めるわな,,,。

  • 105円購入2002-02-00

  • 想像しにくい内容を分かり易く説明してくれてます!ただ、後半は相対性理論の本というより、アインシュタインの伝記のような・・・

  • 今年は一般相対論が世に出て100年を迎えるが、実家に帰省した時になんとなく目につき、再び帰りの電車で読んでみた。たぶん、高校時代にこれを読んだと思うのだが、あまり覚えていない。買った当時はやはり理解出来なかったのかも...。ただ、こうしたブルーバックスが物理への興味を持たせてくれたのだと思い出した。
    本書は、相対性理論とそれを作り上げたアインシュタインについて当時の情勢をふまえながら時間を追って説明している。数式はほとんどないので内容はやさしく書かれている。深く突っ込んだ内容を知りたい人には不満が残るかもしれないが、相対性理論を取り巻く様々なエピソードが面白いと思う。ぼくとしては、どちらかと言うと、そちらの雑談の方が印象に残った。

  • さすがにブルーバックスだけあって、読みやすい。(^^)
    相対論に興味がある人にはオススメかも。

  • 1984.11.17

  • 相対性理論の専門的な解説書ではない。
    相対性理論の基本的な内容を簡単に説明している。
    また、アインシュタインの生い立ち、激動の世界大戦時代の彼の境遇、そして晩年の彼の生活を描いている。


    相対性理論の解説だけにとらわれず、相対性理論が当時の学者や一般の人たちに与えた影響を知ることができる。
    当時の情勢がアインシュタインの人生にどのような影響を及ぼしていたかも知ることができる。

    相対性理論を数式を使わずに、骨格をわかりやすく解説しておりビギナー向け。
    相対性理論とアインシュタインに興味がある人には是非おすすめの一冊である。

    ただし、伝記といえるほど彼の人生を掘り下げているわけではなく、相対性理論解説書というほど充実したものではないので、どちらか一つを深く知りたい人には十分な内容ではない。

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著者プロフィール

1928年浜松市生まれ。海軍兵学校、旧制一高から東京文理科大学物理学科へとすすみ、同大学院では統計力学を専攻。物理学の全分野にわたって幅広い知識をもつ。横浜市立大学で教鞭をとり、同大学名誉教授。研究者ではあるが、専門分野以外でも多芸多才。国内の写真なら、一目見て何県何市かがわかるという。ブルーバックスの著作は『四次元の世界』『10歳からの相対性理論』『マックスウェルの悪魔』など17冊(うち共著1冊)。累計300万部を超える。2002年7月惜しくも逝去された。

「2019年 『トポロジー入門 奇妙な図形のからくり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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