霧のむこうのふしぎな町 (児童文学創作シリーズ)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061189164

感想・レビュー・書評

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  • 主人公のリナは、物語冒頭では、自分には取り柄がなく、人の世話になる"こども"だと思っています。そのため、甘えられる優しさを求めたり、指示や周囲の働きかけを待ったりと受け身な姿勢で描かれています。

    リナは父の強い薦めで、夏休みを霧の谷で過ごすのですが、霧の谷の住人たちが直面している問題に、リナなりの視点で真剣に考えることで、次第に解決に向けて自主的に、積極的に行動するようになっていきます。責任ある仕事を任され、その成功を通じて自分に自信もつけていきます。積極性が出てきたことで、庭のお花を楽しむなど自分の時間をより有意義に使うことが出来るようにもなります。

    自分が主体的に考え、行動する。
    人生を幸せで満ち足りたものにするために必要なことを、魔法の世界に彩られた夢溢れるファンタジーの世界を通して教えてくれる一冊だと思います。

    子どもたちに人生のところどころで、何回か繰り返し読み返して欲しいな、と思う本です。

  • 働くざる者、食うべからず、そうですね〜

  • おもしろかった。
    千と千尋に近いといえば、近いけど 違うかな。

    リナが夏休みに霧の谷へ遊びに行く。
    働かざるもの食うべからずで、お店の手伝いをする。
    気ちがい通りと呼ばれるだけあって、不思議なことがいろいろあるけど。

    リナのおかげで、いろんなことがうまくいき、本人も少し成長して。

    挿絵の小鬼がカワイイな。
    あと最後の おみやげがなんだか いいな。

  • ピエロのかさ素敵ですね。

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著者プロフィール

児童文学作家。岩手県生まれ。東北薬科大学卒業。大学在学中に講談社児童文学新人賞を受賞し、『霧のむこうのふしぎな町』でデビュー。ファンタジー作品を多く書き続けている。『牡丹さんの不思議な毎日』で産経児童出版文化賞大賞、『つづきの図書館』で小学館児童出版文化賞、『岬のマヨイガ』で野間児童文芸賞受賞、『帰命寺横町の夏』英語版でバチェルダー賞受賞など受賞歴多数。


「2023年 『トットちゃんの 15つぶの だいず』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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