コロボックル物語(5) 小さな国のつづきの話 (児童文学創作シリーズ)

  • 講談社
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本棚登録 : 170
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061190696

作品紹介・あらすじ

図書館につとめている杉岡正子が、コロボックルの娘、ツクシンボとトモダチになった。ツクシンボは、コロボックル通信社の優秀な通信員で、世界じゅうをまわって旅行記を書きたいと思っている元気な女の子。正子も、説明しにくいのだけど、どこかかわっている「ヘンな子」。とてもおもしろい組み合わせだった……。2人の登場で、コロボックルの世界はさらに広がっていく。コロボックル物語も、この巻でついに完結!

感想・レビュー・書評

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  • コロボックルシリーズの5作目。最後の作品です。もはや児童書の域を超えていると思います。オトナの通が多すぎる。佐藤さとる氏(著者)に会う機会があったのですが、会場での大人の数に驚きました。コロボックルは、永遠に色あせません。いつ読んでも、新鮮さと、子供心をよみがえらせてくれます。

  • 【図書館本】今まで以上に作者が介入していてとても新鮮だった。また、今まで出てきた味方・トモダチ・コロボックルたちのその後の様子が見られたのは楽しかった。そして新たなトモダチ・コロボックルペアと7“すみれの髪の旅人”。彼・彼女たちのその後も気になる。特にオチャ公と正子。“みんなのトモダチ”から“味方”に格上げにならないのかな?

  • 最終巻にして新しい出会いに満ちあふれていた。その後もコロボックル達の暮らしは続き変化もしているであろうことを予見させる。 最後にして、このコロボックルの話は実話だったんだなと思った。

  • コロボックル物語、第5巻。
    一応、これで完結。

    人間の「ヘンな子」、杉岡正子とコロボックルの「かわった子」ツクシンボのお話。

    前4作とは異なり、コロボックルが本当にいるのではないかと思わせるような書き方がされている。
    そのためか、この年になって読んでいてもワクワクした。

    【内容メモ】
    人間のトモダチ同士が繋がっていく。
    みんなのトモダチという制度ができる。
    紫の髪を持つチィサコ族との出会い。


    余談だが、この本から無くしたと思っていた栞が出てきた。
    小学校の時の修学旅行でもらったもの。
    それから、おかんが使っていたと思われる折り紙の栞も出てきた。
    いろいろと懐かしい本だった。

  • よりコロボックル達が身近にいるかもしれないと思わせてくれる1冊。
    コロボックルの人間の味方が結束してきている感じもあり、心強い仲間たちだなって思いました。

  • 図書館でこのシリーズを読む。面白い。

  • ※持っているのは講談社文庫:1990.7.10(第7刷)

  • 図書館が出てくると、この本も出てくるわけで、この問題をどうクリアすべきか、というような話を
    次巻で筆者が言っていたのだが
    幼心に、筆者がこの話を作っているのに、舞台を変えるなり、この本は存在しない世界だろいう設定にするなり
    いくらでも変えようはあるのではないかと疑問を覚えたので
    この巻のことはとてもよく覚えていた。

    ただ、詳細はうろ覚えだった。特に、おチャ公と主人公の顛末は、幼すぎた故か全く覚えておらず
    そんなにもストレートで微笑ましい結末だったかと驚いた。

    この本を世に出版しようと考えたのはコロボックルで
    味方を増やす為の下準備として
    作り話のように、それでいて本当のことかもしれないと疑うように
    仕向けているという設定は非常に面白い。
    この話は本当かもしれない、とどこかで思えるような書き方を続けて
    この巻でその点にずばりと触れてしまう型破りとも言える展開が、非常にユニークだ。

  • コロボックルシリーズの第五巻、いちおう完結編です。
    この巻ではじめて、あだ名でない名前の人間の登場人物が出てきます。
    杉岡正子さん、高校卒業したての図書館のお姉さんで、表情への感情表現などが苦手な女の子です。(というか自覚はしてないのかな?)
    いわゆるフシギちゃん的な彼女と、活発でこれまたちょっと変わり者のコロボックル、ツクシンボが出会うお話。
    しかし出会い仲良くなるだけで終わらないというところが、このシリーズの楽しくて好きなところですがv
    まず本を開いて目に入る、あの挿絵の時点で「えっ?」と思ったのですが、ラストに向けてツクシンボがイキイキと走り回るうちに、ドキドキした!
    やっぱり! と目をキラキラさせたくなるような展開、うそーっ!? といい方向に驚かされるこの気持ちよさ。
    たまんないですねー。日本にこんな素敵な作品があるなんて知らなかった。
    コロボックルという小さな国の小さなひとびとのお話。
    これは読まなきゃきっと後悔する。ぜひ、皆さんも。

  • ひゃー。うまいなー。改めて実感。つーか小学生の時に出会って以来、何十回と読み返してるけど(私は女の子に多い読書家、じゃなくて、専門家タイプだよ)今でもウキウキしちゃうんだよねー。
    私にもコロボックルの見張りが付かないかな?とか心踊らせたりね。今でもね!
    だってウキウキしてくるんだよ〜。小さい人たちの世界ってすごい興味深いしね!スケール的にも…(笑)あーでもどうなんだろ。本気でどっちなんだ!?って感じになるよなー。
    きっといるんだろうなあ。いるなら一目会いたいなあ。まだまだ子供過ぎるわたくしです。

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著者プロフィール

1928年、神奈川県横須賀市に生まれる。1959年、『だれも知らない小さな国』を出版し、毎日出版文化賞、国際アンデルセン賞国内賞他を受賞。コロボックルシリーズをはじめ、『かえるのアパート』、『おばあさんのひこうき』などの名作を次々に発表。日本の児童文学の代表的作家の一人。

「2009年 『もうひとつのコロボックル物語 ヒノキノヒコのかくれ家 人形のすきな男の子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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