モモちゃんとアカネちゃんの本(1)ちいさいモモちゃん (児童文学創作シリーズ)

著者 :
制作 : 菊池 貞雄 
  • 講談社
4.05
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本棚登録 : 807
レビュー : 124
  • Amazon.co.jp ・本 (149ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061192317

感想・レビュー・書評

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  • [墨田区図書館]

    公文の教材に出てきたので、探して借りてきた絵本。表紙絵からも古さを感じたし、これはやや大判のハードカバーの分厚く感じる幼年童話なのでどうかなと思っていたのに、、、、?やはりうちの子は可愛らしいファンタジー系の小説が好きなのかな?今思えばほぼ最初に一人読みを始めた「チョコレート島」シリーズにしても、危ぶんでいたのに割とあっさりと読み進めた「エルマーとりゅう」にしても、「つるばら村」シリーズにしても、、、ふむふむ、私が子どもの頃特に好きだったと思われる、ファンタジー系の本だわ。

    そういう意味では、この本はやや地に足のついた小さな「モモちゃん」の日常を描いたショートストーリーなんだけど、ほぼすべてに空想というか、童話的な要素が入ってくるし、何よりやはり、「かわいいもの」が好きなんだな、きっと(笑)「モモちゃん」の一言に最初は惹かれ、その表紙絵のかわいらしさが気になって読み始めたのかも(笑笑)

    今はシリーズ二冊目を読んでいるところ。そちらは青い鳥文庫となっていて、掌サイズのよくある文庫本シリーズで更に一歩大人向け?の作りとなっているのに、借りてきたらやはり自分から読み始めているところ。この路線でもう少し探してみるか(笑)

  • このモモちゃんとアカネちゃんシリーズを始めて読んだのは、講談社の青い鳥文庫でしたが、その後この可愛い表紙のシリーズで読むようになりました。
    姉の自分がモモちゃん、妹がアカネちゃんに似ている部分が多かったのもあってとても身近に感じる本です。

  •  三歳当時の私の愛読書。母親いわく、「あんたはこれで文字を覚えた」← 300回くらい読まされたらしい……。

     従姉の本棚から見つけて持ち出して、抱え込んで離そうとせず、困った母親が新しいのを買って来たけど、どっちもこのお人形の表紙がよくって大騒ぎになったとか、モモちゃんになりきって行動しているので、なにかさせようと思ったら「じゃりねこちゃんはモモちゃんなんでしょ。歯医者さんにいかない子はモモちゃんにはなれないのよ」で、大抵言うこときいたとか、ほんとにエピソードに事欠かない一冊です。

     逆いえば、飽きっぽい三歳児をそれだけとりこにするだけの魅力がこの本にはあったのだ、と。語りつくされていることではありますが、善だけではなく悪(悪い子)、漠然とした不安(パパとママの喧嘩)などが、子どもの視点できちっと描写されているからこそなのだろうけれど。

     あんまり好きすぎて、作者にクレヨンで書いた催促のファンレターを送ったのは、今でもいい酒の肴となっていますorz (お返事もモモちゃんの絵葉書で来ました)

  • 子どもによって感想が違うだろうなと想像するとまた楽しい。

  • モモちゃんが生まれたとき、カレーライスのざいりょうのジャガいもさんとニンジンさんとタマネギさんが、あいさつにくるところがおもしろいよ。

  • 母が買ってくれた本。夢中で何回も何回も読んだことを覚えています。
    その頃のものはもう手元になく(引っ越しの多い家でしたので)なんだかどうしても読みたくなって買い直しました。
    大切な宝物にします。

  • 【あらすじ】
    元気でかわいくて、おしゃまな女の子モモちゃんには、子ねこのプーやコウちゃんという友だちがいます。モモちゃんは、夢の中でライオンと遊んだり、電車に乗って空を飛んだり、水ぼうそうになったりして、ママを心配させたりします。誕生から3歳になるまでのモモちゃんの日常生活を軽妙にスケッチした成長童話の名作シリーズ第1作。

    【感想】

  • 「いろいろなおはしがあって面白い!」と言いそうになった。

  • 小学校低学年の頃ジャケ買いして、好きでよく読んでいた。面白いけど、少し不思議で不気味さすら感じる本。想像と現実の境界が曖昧な本。
    大人になって読み返したら、こんなに深くて切ない話だったとは。モモちゃんがおこる話では涙が出たし、最後の一話では赤ちゃんから子供へ成長した幼児の力強さと、少しずつ自分の手から離れていく子供の背中を見る母親の寂しさが伝わってきた。
    ちなみにこの作品が初めて書かれたのは1964年とのこと。モモちゃんのママは仕事をしており、当時はおそらくこの設定に批判もあったかもしれないが、今尚働きながら子供を育てている女性を勇気づける作品だと思う。

  • 小さい頃に持っていた本を図書館で見つけた。
    懐かしいなぁ。
    小学校低学年向けということで、ほんわかとした言い回し。
    子どもの頃に流れていたあったかい時間を感じた。
    1つのおはなしでも、大人からの感じ方と子どもからの感じ方できっと違うと思う。
    自分は人よりも子どもに近い感性を持っていたつもりだけど、子どもが生まれて自分が親になる中で、感性も変化してきているというところで、このタイミング読めてよかった。
    子育ては大変だけど、物語になりうる素敵なことだと気付かせてもらえました。

    余談だけど、「もうせん」という言葉、口語かな?初めて知りました。

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著者プロフィール

1926年東京生まれ。児童文学作家。戦時中の1943年、童話『とかげのぼうや』を執筆。戦後、坪田譲治に師事し、1951年に『貝になった子供』を出版。1955年、瀬川拓男と結婚後、ともに民話の採訪に取り組み、共著『信濃の民話』『秋田の民話』を皮切りに、民話の採録・再話をつづける。
『龍の子太郎』(国際アンデルセン賞優良賞)、『ちいさいモモちゃん』(野間児童文芸賞)以降のモモちゃんシリーズ、『いないいないばあ』以降の「あかちゃんの本」シリーズや「あかちゃんのわらべうた」シリーズ、『朝鮮の民話』全3巻、『私のアンネ=フランク』(日本児童文学者協会)、『あの世からの火』(小学館文学賞)など著書多数。民話に関する著作に『昔話十二か月』全12巻、『現代民話考』全12巻、『現代の民話』など。

「2014年 『民話の世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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