本覚坊遺文

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著者 : 井上靖
  • 講談社 (1981年11月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061193659

本覚坊遺文の感想・レビュー・書評

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  • 美しい日本語と文章と、武人と茶人の心の動きを簡潔ながら丁寧に、かつ本覚坊という第三者の視点から客観的な主観で語られている構成、素晴らしい小説だ。
    井上靖という作家の凄さを強く感じ入った。

  • 「利休にたずねよ」で初めて読みその世界に没入。「等伯」で登場する利休や世相の予備知識となる。
    ある程度知ったつもりなのに、この本は最初、読みずらい。
    だが、利休の死を第三者が考察。解明不能なことで利休の求める世界観が描かれていた。

    「-たずねよ」では世俗から離れがたい色気のある人間であり、等伯の目からは身心共に大きい力強い男性として描かれていた。でも、本覚坊(と靖)の目から見た利休は富、名声、権力、色からも解脱し魂だけの世界、なにもいらない世界を追求した利休が描かれている。
    靖の端正な文章も素晴らしい。

  • この幽玄を理解できる民族である日本人として生まれたことを感謝したい。私が出会ったのは高校生のときだけど、墓まで持っていきたいと思っている名作。

  • 孔子と同じ形式

    でもこっちの方が読みやすかった

  • 亡くなった父が持っていた本。ずいぶん前に読んだ。自分は無知なので、利休の弟子である本覚坊にも師が亡くなった理由がわからないことに驚いた。利休をおもいながら静かに暮らす様子がとても好きだった。

  • 映画版は、素晴らしい出来です。

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