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- 本 ・本
- / ISBN・EAN: 9784061193673
感想・レビュー・書評
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著者は観察眼が優れていたのもあると思うけれど、書きながら自分を試しているような印象があり、書くことの積み重ねで文章を磨いていったのだろうなぁというのが伝わってくるので尚更惹き込まれた。
人物についてただ紹介しているだけでもおもしろいし、記憶を掘り起こしながら自分を客観視してストーリー立てているのもおもしろくて、完全に向田邦子ファンになってしまった。
装丁を見かけることが多かったけれど憧れのような感覚があり、意図して買うのではなく縁があったとき手にとろうと決めていた夜中の薔薇。
エッセイというものの魅力はわからずあまり手をとることがなかったのだけど、エッセイってこういうものなのかとすとんと落ちてきた感じがした。
読み終わるのが惜しかった1冊。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
引越しのお手伝いに伺ったお宅で、処分される山から頂戴してきた一冊。新解さんとともに、お持ち帰り。
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著者プロフィール
向田邦子の作品





