- Amazon.co.jp ・本 (28ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061272910
作品紹介・あらすじ
この本は、昔から全国各地で子どもたちに親しまれてきた、「さよならさんかく」のわらべうたをもとに、安野光雅さんが絵本にしたものです。このようなわらべうたは、連想遊びのわらべうた、あるいはしりとり遊びのわらべうたとよばれ、鎖のようにずっとつながっていくのが特徴です。
この本は最後の「きえるはにんじゃ」までいったら、本をくるりとさかさまにしてください。連想遊びを続けながら、ふりだしまでもどれるように作られています。2~3人集まったら、順番に唱えていくのも楽しいでしょう。あるいはどこかのページを開いて「あかいは……。」とか、「まるいは……。」と、知っているかぎり唱える遊びもできますし、また替え歌をつくることもできます。お父さんやお母さんは、子どものころ、どんなうたのことばで遊んでいたか、子どもたちにきかせてくださいい。わらべうたの灯を消さないように、ながくつたえてほしいのです。この絵本を、そのような遊びのために役立ててください。
感想・レビュー・書評
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おもしろい。娘がマジカルバナナの遊びを覚えたので、ネタが増えると思う。
あとがきの島根県版を読んで、娘が爆笑していた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
初めに読んだときには逆さまにする仕掛けに気づかずに、不思議な気持ち悪さを感じながら絵を見ていたのだけれども、その仕掛けを知ってくるりとひっくり返してみたら、新たな発見も有り、スミからスミまで楽しい。私は「光るはおやじのハゲ頭」派なのだけれども、巻末にある各地方に伝わるいくつかの例を見てみると意外と幅を利かせているおちんちん。
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初版は40年前、1981年。手元のは2005年増刷分、2007年2月、次女あてのサイン入。
全国各地にさまざまなバリエーションがあるわらべうた「さよならさんかく」をもとにしたえほん。そのまま絵本にするわけにはいかない言葉がはいっていることも少なくはないが、ここではあたりさわりにない連想だけ使い、そのうえ最後までいったら本をひっくり返してふりだしまで戻ってこられるというしかけになっている。
巻末に北原白秋が集めたバリエーションがいくつか載っているが、なるほど私の場合は埼玉のが記憶と重なる部分が多くなつかしい。 -
ことばあそび。参加型で楽しめる。
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2018.5
もう少し大きくなったらまた一緒に読みたい。 -
2019年度 2-2
29年度 4-2 読書旬間(楽しい話)
5分 -
☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BN11128624
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地方によっても続きの言葉が違ったりするので、色んな想像力が働いて楽しいです。
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読み聞かせの時間調整用によく持ち歩いていた本。
安野光雅さんの絵が最高!
クラスみんなでゆっくりうたいながら読む。