花嫁人形

  • 講談社 (1979年2月24日発売)
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本 ・本 / ISBN・EAN: 9784061306042

感想・レビュー・書評

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  • 廃品回収のところにあったのをやはり小学生の頃に読んで今でもトラウマです。あの恋愛の形は辛いなぁ…

  • 高校時代に先輩に薦められて読んだもの。ぶっちゃけ一度しか読んでない。和製シンデレラとでも言った方がいいだろうか?複雑な環境で育った少女が一人の男性との出会いで変わっていく、その過程にものすごく惹かれた。ラストの展開は早すぎてついていくのが大変だったけど読了。本自体は厚くはないが実は超大作。


  • 孤児シリーズ 3作目。

    何度読んでも泣いてしまいます。
    ある箇所を、思い出しただけで涙が込み上げてしまいます。
    そのくらいに、悲しく切ない物語です。

    3人の孤児の中で、一番つらい思いをするのが昭菜です。でも、他の孤児たちのように”ひねくれていない”分、残虐性を秘めた一面を持っています。

    私は昭菜の話が一番印象強いです。
    みんなが辛い思いをしている、それを強く感じるからだと思います。本当は愛してやりたいのに、それが出来ないつらさ。愛してほしいのに愛されない辛さ、愛し合っているのに一緒になれないつらさ。本当に、いろいろな辛い思いを秘めた人たちが精一杯生きていく、そういう物語です。

  • 一番好きな作家は佐々木丸美さんで,その中でも一番好きな作品です。<br>悲しいことがあった時など,何度となく読み返してきました。

  • 美しくも哀しい恋の物語。
    佐々木丸美さんの本は私にとってバイブル的存在。
    稀少な上全作品が絶版になっているため、まだ読んだことない作品もたくさんあります。いつの日かめぐり合えることを願って…。

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