戻り川心中

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Amazon.co.jp ・本 (225ページ) / ISBN・EAN: 9784061307063

感想・レビュー・書評

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  • 初連城三紀彦作品だったけれど、危うくこんなすごい作家さんの文章読まずに一生終えるところだったと冷や汗かいてしまうくらい文体がたおやかで、それでいてミステリで。そうはならんやろみたいな突っ込みもできなくなるくらい繊細に人物を作り上げている。まあ、読み終えたあとに能因法師かよ!!って突っ込みましたがねw

  • 溜息の出るような文章の美しさと、繊細な心理描写。舞台背景の構築力も見事。
    ジャンル云々よりもまず文学作品として優れているが、ミステリ部分の読み応えも抜群。
    国内短編ミステリの一つの到達点。

  • 連城三紀彦の代表的短編集。
    どの話も、花と恋と死に関係しており、とても美しく、とても悲しい。

  • その時代、その世界に、引き込まれて、しまった。

  • 表題作を含む短編集。

    切なくかなしいミステリ仕立て。
    全体的に描写がすごくきれい。

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著者プロフィール

連城三紀彦
一九四八年愛知県生まれ。早稲田大学卒業。七八年に『変調二人羽織』で「幻影城」新人賞に入選しデビュー。八一年『戻り川心中』で日本推理作家協会賞、八四年『宵待草夜情』で吉川英治文学新人賞、同年『恋文』で直木賞を受賞。九六年には『隠れ菊』で柴田錬三郎賞を受賞。二〇一三年十月死去。一四年、日本ミステリー文学大賞特別賞を受賞。

「2022年 『黒真珠 恋愛推理レアコレクション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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