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- Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061310049
感想・レビュー・書評
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漱石先生は言葉がカッコイイ!
「私は淋しい人間です」
「精神的に向上心のないものは馬鹿だ」
文庫は講談社。解説は江藤淳。
「私」には友人がいないということや、「先生」の自殺には私的な動機のみならず「殉死」という公的な動機も合わせ持っている、なんてことは、指摘されなければ気付けなんだ。
『こころ』の最大の謎は、世捨て人みたいな先生が冒頭で鎌倉に西洋人と海水浴に来ているところだと思う。 -
昔の名作も読んでみようと、家にあったので改めて手に取ってみました。
けど、落ちは知っていたので、読んでいくうちに、
(ああ、もうすぐK死んじゃう。)
なんて考えながら読んでました。
今度また他の夏目漱石さんの作品に触れてみたいな。 -
鬱々としている。一番可哀想なのはお嬢さんだと思うが、それでも先生的には最善の接し方だったのだろうなあ。鬱の人の心理がリアル。
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