平家物語 (上) (講談社文庫)

  • 講談社 (1972年2月15日発売)
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  • 本 ・本 (430ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061310506

作品紹介・あらすじ

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり……。その響は、平家物語の連想を必然して、日本人に久しい。元和9年刊行の片仮名交り附訓12行整版本を底本に、平家諸本研究の権威・高橋貞一教授による厳訂本。適切簡明な脚注・補注、全文にわたる振り仮名など、読みやすい古典平家物語。巻1より巻6までを収録する。

感想・レビュー・書評

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  • 平清盛が太政大臣となる物語の冒頭の頃から、一門が壇ノ浦の海に沈むまでの年月は20年弱。清盛の死から、都に居場所を失い西へ落ちていくまでわずか2年。栄耀栄華を極めた一族のそのあまりの刹那さに我々は心惹かれ、今になってもこの作品を読み続けることをやめないのでしょう。

  • 大学時代、この本をテキスト代わりにして中世文学演習受けてました。
    持ち運びやすい文庫なばかりではなく、内容も本文の下に解説などがあって、読みやすかった記憶があります。
    本文は、確か原文じゃなかったかしら? 現代語ではなかったと思います。

    最近久しぶりに『平家物語』を読もうかと思っていて、この本を再読するつもり。

  • 全二巻なので持ち運びに便利。

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