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本 ・本 (438ページ) / ISBN・EAN: 9784061310513
作品紹介・あらすじ
多年栄耀の地を灰燼と化し、西国へ落ちる平家。頼朝の旗挙げなど、東国は源氏の白旗にどよめく。いくたの果敢な、源平合戦の場が展開。ついにまだ春浅き西海に落日のごとく、一族の運命をになって滅びゆく、弱き人間存在の姿――。短調の調べに捉えられた、慟哭の一大叙事詩。巻7より諸行無常の縮図たる灌頂巻まで収録。
感想・レビュー・書評
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物語のクライマックスはやはり後半。悲しみの連鎖の果てに、壇ノ浦での「先帝御入水」のシーンを迎えます。琵琶法師が語るこの物語に、当時の人はどれほどの涙を流したことでしょう。
一門すべて滅ぼされ、歴史的には一代で途絶えた平家は、文学史にといて燦然と永遠の名を残すことになりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
上巻参照ーv
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