三四郎

  • 講談社 (1981年9月1日発売)
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  • 本 ・本
  • / ISBN・EAN: 9784061310858

感想・レビュー・書評

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    ── 夏目 漱石《三四郎 19810901 講談社》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4061310852
     
    ── 夏日 漱石《三四郎 196609‥-12‥ 朝日新聞/岩波・新潮・角川文庫》19‥1103
    http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/day?id=87518&pg=19741211
     
    (20250120)

  • 福岡県京都郡真崎村(架空の村、豊津町近郊の農村[2])で生まれ育ち、熊本の高等学校(第五高等学校)を卒業して上京。道中、三四郎は京都で同乗した女性と名古屋で一泊する時、間違って同室になるのだが、床が敷かれるなり三四郎は自分なりに気を使ったつもりだが、お陰で別れ際に「あなたはよっぽど度胸のないかたですね」といわれる[3]。東京帝国大学に入学するため上京したが、東京は自分の常識とは全く違った世界であった。さまざまな人と出会い、三四郎は自分は三つの世界に囲まれていることを整理する。一つ目は、母のいる故郷九州の田舎。二つ目は、野々宮や広田先生のいる学問の世界。三つ目は、華美溢れる世界であった。

    三四郎は、都会的な美禰子のいる三つ目の世界に心を惹かれ、美禰子に恋慕する。美禰子は曖昧な態度を続け、「迷える子」または「迷羊」(いずれも振り仮名は「ストレイシープ」)という言葉を三四郎に幾度となく投げかけるが、結局、兄の友人と結婚してしまう。

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著者プロフィール

1867(慶応3)年、江戸牛込馬場下(現在の新宿区喜久井町)にて誕生。帝国大学英文科卒。松山中学、五高等で英語を教え、英国に留学。帰国後、一高、東大で教鞭をとる。1905(明治38)年、『吾輩は猫である』を発表。翌年、『坊っちゃん』『草枕』など次々と話題作を発表。1907年、新聞社に入社して創作に専念。『三四郎』『それから』『行人』『こころ』等、日本文学史に輝く数々の傑作を著した。最後の大作『明暗』執筆中に胃潰瘍が悪化し永眠。享年50。

「2021年 『夏目漱石大活字本シリーズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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