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本 ・本 (311ページ) / ISBN・EAN: 9784061311152
感想・レビュー・書評
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やっぱり宦官は策を巡らせるのは自分の余生分、先のこと(その先の子の代とか他人の人生の事)までは考えない性質なのかと再確認。
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設定は好きだけど、進みが遅いか、興味を持てなかった。半分ぐらいで読むのを止めた。
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フィクションだとは思うのだが、限りなく史実に近いのではと感じる。そう思わせる筆力が井上靖にはある。
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楊貴妃がいったいどんな人だったのか、最後まであまりよくつかめなかった。でも、それもそのはず、史歴にはあまり残っていないそう。それでも、物語として面白味があるのは、彼女を取り巻く人々が良くも悪くも魅力的だからだろう。
少し物足りないのは、結局、楊貴妃自身が、則天武后のように強烈なキャラクターで、自分のパワーでもって何かをなした人ではないからだろうか。少し物足りなさを感じるのは、くどいけど、楊貴妃という人をつかみきれなかったからだろう。 -
諸怪志異読んでたら無性に読みたくなって再読。ありがちー。
楊貴妃が最初のころは梅妃(玄宗の寵姫)を、あの女だけは生かしちゃおけねえとか言ってるのに、権力の中枢に取り込まれるに連れて、梅妃?そんなのどうでもいいから!それよりも皇補惟明(軍人)の件、どういうことよ!とか言い出すあたり、権力とはげに恐ろしきものかなと思う次第。
「淀どの日記」とかもそうなんですけど、井上靖の書く美女は妙に生臭くてすごくいいですよね。あんまり理想化しないっていうか。 -
家に転がってた本。楊貴妃の美しさの描写が好き。白居易は素晴らしい詩人です。
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6月11日
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玄宗皇帝の寵愛を受け、後宮の最上位を占めた後、皇帝の妃となった楊貴妃の運命的な短い生涯を、唐代の史実の中に掘り起こしながら、女の愛の不思議さと、権力者の非情な心のからみあう人間ドラマを、絵巻物のように浮かび上らせ、壮大な叙事詩として構築した名編。
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井上先生的作品在高中的时候接触过。不失严谨的诙谐与对中国历史的把握令身为中国人的我也十分感兴趣。
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学生の頃に購入した本。
実家に眠っていたのを発見。
宝塚で楊貴妃のお芝居が上演されるので、再度読んでみました。
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