野火 (講談社文庫 お 1-2)

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  • Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061311183

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  • 【読書】著者は、自身も招集されフィリピンに赴き、米軍の捕虜経験がある大岡昇平。敗北が決定的になったフィリピンの戦線で結核に侵され、わずか数本の芋を渡され隊を追放された主人公は、極度の飢えから尋常ではない精神状況に追い詰められる。人間の極限の精神状態における戦争が引き起こした信じられない事件。死を目前とした人間の極限状態を見る。

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著者プロフィール

大岡昇平

明治四十二年(一九〇九)東京牛込に生まれる。成城高校を経て京大文学部仏文科に入学。成城時代、東大生の小林秀雄にフランス語の個人指導を受け、中原中也、河上徹太郎らを知る。昭和七年京大卒業後、スタンダールの翻訳、文芸批評を試みる。昭和十九年三月召集の後、フィリピン、ミンドロ島に派遣され、二十年一月米軍の俘虜となり、十二月復員。昭和二十三年『俘虜記』を「文学界」に発表。以後『武蔵野夫人』『野火』(読売文学賞)『花影』(新潮社文学賞)『将門記』『中原中也』(野間文芸賞)『歴史小説の問題』『事件』(日本推理作家協会賞)『雲の肖像』等を発表、この間、昭和四十七年『レイテ戦記』により毎日芸術賞を受賞した。昭和六十三年(一九八八)死去。

「2019年 『成城だよりⅢ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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