わたしが棄てた女 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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レビュー : 214
  • Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061311411

感想・レビュー・書評

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  • 暗い話だったけど、遠藤周作らしさが出てて面白かった。

  • 人生に跡を残す。
    それは神様の仕業
    私の人生に跡を残していった人たち。必ずしも全員好きな人じゃない
    それでも彼らが残ってこうやってまだ私の心のなかにいることで神様は私に何を伝えたいのか

  • おもしろかった。
    遠藤周作は初めて読んだけれど、男性の作家さんの作品が苦手な傾向のある私にも読みやすかった。
    女性の悲恋の作品だからというのもあるのかな。

    他の作品も読んでみたいと思いました

  • 2008年12月23日 09:44 記載

    ウィーンのホステルにて。
    好きな本を自分の本と交換できる本棚があり、日本語の本もわずかながら置いてありました。普段は小説をあまり読むことがないのですが、これも何かの縁だと思って読んでみることにしました。

    一途な愛情が必ずしも報われるとは限らないが、ヒロインがたどる運命はあまりに残酷で切ない。それと同時に彼女の生き方はどこか非常に尊くもある。
    日常で人が目を背けているが、心に留めておかなければいけない社会の深い闇を垣間見ることができるものだと思う。

    ヒロインは作者がもっとも好きな登場人物だとか。

  • 醜く貧しい女、森田ミツ。「ぼく」は彼女を聖女と思い、シスターは彼女のような人になりたいという。人生のほんの一瞬を通り過ぎただけの、一見なんのとりえもないミツ。けれども二人のココロに深い"痕跡"を残した女。ミツが他の人とと決定的に違うのは、弱い者、苦しんでいる者への共感力と行動力。遠藤周作の中では「軽い」と分類される小説だけあり、移動の合間にすぐ読めちゃいます。日々の仕事や人間関係の中でつい忘れてしまいがちな「ピュア」なココロを取り戻すのにもってこいの一冊です。

  • どんなに歳を取ろうと、森田ミツのようでありたいと思う。

  • 胸に突き刺さる。

  • すべての男が読むべき本。

  • 「誰だって・・・・・・男なら、することだから。俺だけじゃないさ」
    よく出てくるこの言葉、著者の懺悔的なものがこの作品にはあるとしか思えません。

    小説に共感を求めているわけではないのですが、これはせざるをえない物語でした。

  • 純粋だなあと思う。無償の愛を向けられるってすごい。

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著者プロフィール

遠藤 周作(えんどう しゅうさく)
1923年3月27日 - 1996年9月29日
東京生まれ。父親の仕事で、幼少時代を満洲で過ごす。帰国後にカトリックの洗礼を受けた。1941年上智大学予科に入学したが、中退。慶應義塾大学文学部仏文科入学・卒業後、カトリック文学を学ぶためにフランスへの留学。帰国後の1954年『アデンまで』を発表し小説デビュー。1955年『白い人』で芥川賞を受賞し「第三の新人」として脚光を浴びた。
1958年『海と毒薬』で第5回新潮社文学賞及び第12回毎日出版文化賞、1966年『沈黙』で第2回谷崎潤一郎賞、1979年『キリストの誕生』で第30回読売文学賞評論・伝記賞、1980年『侍』で第33回野間文芸賞などそれぞれ受賞。1995年に文化勲章を受章している。
上記受賞作のほか、1993年刊行『深い河』もキリスト教と日本人をテーマにした代表作と見なされており、映画化された。60年代以降「狐狸庵山人」(こりあんさんじん)を名乗り、様々なエッセイを記した。数々の作品が欧米で翻訳され高い評価を受けており、存命中ノーベル文学賞候補だったこともよく知られている。

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