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- / ISBN・EAN: 9784061311541
感想・レビュー・書評
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ついに木下藤吉郎から羽柴秀吉に改名する。
もう一人の主人公徳川家康が秀吉と絡むが、
ちょっと見ただけなのに秀吉を記憶していたが、
身分の低い秀吉の事を人間扱いしない家康。
恐らくこれが戦前の家康のイメージだったはず。
だが、ここでの家康の描き方がこの物語が
中途半端なところで終わってしまった理由だろう。
家康が人を人とも思わないような男なら
そんな奴に大事な母と妹を差し出した秀吉って…
という話になってしまわざるを得ない。
新史太閤記の家康は格好良く描かれていたが、
秀吉を悪者にしないためだったのかも知れない。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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著者プロフィール
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