新書太閤記 (四) (講談社文庫)

  • 講談社 (1986年7月1日発売)
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  • 本 ・本
  • / ISBN・EAN: 9784061311558

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  • 長篠の戦いの後、中国での毛利氏との戦いが開始。
    黒田官兵衛が登場し、竹中半兵衛が病死する。

    悪の曹操を英雄にした吉川英治先生だけあって、
    勝頼公も敗れたのは当人の責任としてつつも、
    完全なアホとしては描いてはいない。

    そして後に秀吉のライバルになる(はずだった)
    家康公も三方原で討ち死にした武将の母親が出てきて、
    諫められた後、成長したような描き方がされており、
    初登場時とは別人のように格好良くなった。

    柴田勝家だけはつまらない人物で悪役だが、
    ほとんどの登場人物が魅力的に描かれている。
    さすがは吉川英治先生である。

  • 読了

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著者プロフィール

吉川 英治
1892年〈明治25年〉 - 1962年〈昭和37年〉。本名:吉川 英次。
様々な職についたのち作家活動に入り、『鳴門秘帖』などで人気作家となる。
代表作に『宮本武蔵』や『新・平家物語』がある。

「2025年 『吉川英治 大活字本シリーズ 宮本武蔵 第2巻 水の巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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