新書太閤記 5 (講談社文庫 よ 1-11)

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  • Amazon.co.jp ・本 (534ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061311565

感想・レビュー・書評

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  • この小説でもついに本能寺の変が起きてしまう。

    山岡荘八の小説では志し半ばで斃れる信長の悲願は、
    「乱世を終わらせて平和な世の中を作ること」だったが、
    こちらでは「天下を統一して世界に進出すること」であり、
    この本が戦前に書かれたということを思い出させる。
    当時は秀吉が天下統一後に行ったことは正義だった。

    なるほど。これが打ち切りになった理由なのだろう。
    物語が破綻しているなんて事を書いてしまったが、
    吉川英治先生がそんな小説を書く訳が無かった。
    信長の遺志を継いで世界に進出することは、
    秀吉にとって大事な母を人質にしてでも
    やらなければならないことだったのである。
    それが敗戦により悪になってしまった。

    秀吉の朝鮮出兵を肯定する意図は全くないが、
    この物語が途中で終わってしまうのは残念。

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著者プロフィール

1892年、神奈川県生まれ。1921年、東京毎夕新聞に入社。その後、関東大震災を機に本格的な作家活動に入る。1960年、文化勲章受章。62年、永逝。著書に『宮本武蔵』『新書太閤記』『三国志』など多数。

「2017年 『江戸城心中 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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