阿片戦争(上) 滄海編 (講談社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (587ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061311886

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  • 4061311883 587p 2003・12・15 59刷

  • ~裏表紙より~

    内に人心を荒廃し、外に中華思想をかざす清朝末期。

    産業革命後の英国新興資本は、市場を求め中国進出を企てていた。

    ”阿片を認めるか否か”

    暴利と保身に詭計をめぐらす特権商人、官僚達の渦中に
    国家を憂う清廉潔白な実力官史林則徐と豪商連維材がいた。

    近代中国黎明のうねりを活写する大河小説。

著者プロフィール

1924年-2015年。神戸市生まれ。大阪外国語大学印度語部を卒業し、終戦まで同校西南亜細亜語研究所助手を務める。61年、『枯草の根』によって江戸川乱歩賞を受賞し、作家活動に入る。その後、93年、朝日賞、95年には日本芸術院賞を受賞する。主な著書に『青玉獅子香炉』(直木賞)、『玉嶺よふたたび』『孔雀の道』(日本推理作家協会賞)、『実録アヘン戦争』(毎日出版文化賞)、『敦煌の旅』(大佛次郎賞)、『茶事遍路』(読売文学賞)、『諸葛孔明』(吉川英治文学賞)、『中国の歴史』(全15巻)などがある。

「2018年 『方壺園 ミステリ短篇傑作選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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