徳川家康 碧雲の巻 (9) (講談社文庫)

  • 講談社 (1974年4月15日発売)
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  • 本 ・本
  • / ISBN・EAN: 9784061312098

感想・レビュー・書評

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  • <切>
    山岡荘八という人は,大きな章立ての中で細かく「一」「二」「三」と”区切り”を付けていくのが誠に上手い.
    区切ったからと云って,場面が大きく変わるわけでもないのに,なぜか一息つけて読み手を疲れさせないで先に進む気を起こさせる.
    この”区切り”,もしかすると新聞連載時の日々の区切りだったのではなかろうか.
    もう50~75年も前の事なりて,今となっては確かめようもないが・・・.(昭和25年~昭和42年中日新聞他連載.当時「世界最長の小説」であったらしい.)

  • 2015.6.27 読了

    いよいよ秀吉が 天下を取るため
    いろいろと画策してゆく。

    かなり 狡猾に描かれていて、
    読んでいると 秀吉 ムカムカしてきます(笑)

    それに伴い、柴田勝家(と お市)の
    立場が危うくなってきます。

    お市の子供たち 三人娘も。。。

    家康はといえば、敵(秀吉?)を
    油断させるためか 元来 好きなのか?
    女遊びが 派手になってきた様子が
    描かれてたくらい。。。( ̄▽ ̄)

  • 柴田家滅亡

  • 90年38刷本

  • 1988.5.12

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著者プロフィール

明治四十年(1907年)新潟県に生まれる。十四歳で上京し、博文館印刷所に文選工として働く。長谷川伸に師事、山岡荘八の筆名を用いる。昭和二十五年(1950年)より、北海道新聞に『徳川家康』を連載開始。昭和二十八年(1953年)単行本の刊行が始まり、ベストセラーとなる、『徳川家康』により、第二回吉川英治文学賞を受賞。以後、歴史小説を中心に創作する。昭和五十三年(1978年)七十一歳で亡くなる。

「2023年 『水戸黄門 下巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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