- 本 ・本
- / ISBN・EAN: 9784061312098
感想・レビュー・書評
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<切>
山岡荘八という人は,大きな章立ての中で細かく「一」「二」「三」と”区切り”を付けていくのが誠に上手い.
区切ったからと云って,場面が大きく変わるわけでもないのに,なぜか一息つけて読み手を疲れさせないで先に進む気を起こさせる.
この”区切り”,もしかすると新聞連載時の日々の区切りだったのではなかろうか.
もう50~75年も前の事なりて,今となっては確かめようもないが・・・.(昭和25年~昭和42年中日新聞他連載.当時「世界最長の小説」であったらしい.)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2015.6.27 読了
いよいよ秀吉が 天下を取るため
いろいろと画策してゆく。
かなり 狡猾に描かれていて、
読んでいると 秀吉 ムカムカしてきます(笑)
それに伴い、柴田勝家(と お市)の
立場が危うくなってきます。
お市の子供たち 三人娘も。。。
家康はといえば、敵(秀吉?)を
油断させるためか 元来 好きなのか?
女遊びが 派手になってきた様子が
描かれてたくらい。。。( ̄▽ ̄) -
柴田家滅亡
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90年38刷本
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1988.5.12
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