徳川家康 龍虎の巻 (11) (講談社文庫)

  • 講談社 (1974年5月15日発売)
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本 ・本 / ISBN・EAN: 9784061312111

感想・レビュー・書評

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  • #3876-121-307

  • <事>

    先の巻の感想に,今作はとても面白い小説なり,と書いた.

    故に全26巻を読み終わった後に読む本は,どう相成ってもこの『徳川家康』には及ばないのかもしれない.まあでもそれは今後に続く10数冊が,づっと今のままの面白さを持続できるかにもよるのだけれど.

    しかしまあなんとも,これ程すべて大筋の結末を先に知っていて読んでいる小説も珍しいのであろうな.

    にも関わらずやはり面白いのだから,いやはや「読書」とは妙にあっぱれな趣味なり!

  • 2015.11.21 読了

    今回の回は、歴史の教科書なら
    1行とかで 終わってしまうような部分を
    実に 綿密に書いてあり、
    ほんと よくわかった。。。

    秀吉の妹、朝日姫を 無理矢理
    離別させて(旦那は抵抗の切腹)、
    石川数正は 間にたった使者で
    奔走し、結局 裏切ったと思ってたけど、
    この小説の解釈で
    へーえ、そういう解釈もあったか~と、
    新鮮でした。

    朝日の心境の描写が細かく書いてあり、
    ここまで 朝日のこと考えたのは
    初めてだな。。。

  • 朝日姫
    佐治日向守自害

  • 87年32刷本

  • 1988.5.23

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著者プロフィール

明治四十年(1907年)新潟県に生まれる。十四歳で上京し、博文館印刷所に文選工として働く。長谷川伸に師事、山岡荘八の筆名を用いる。昭和二十五年(1950年)より、北海道新聞に『徳川家康』を連載開始。昭和二十八年(1953年)単行本の刊行が始まり、ベストセラーとなる、『徳川家康』により、第二回吉川英治文学賞を受賞。以後、歴史小説を中心に創作する。昭和五十三年(1978年)七十一歳で亡くなる。

「2023年 『水戸黄門 下巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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