徳川家康 軍荼利の巻 (17) (講談社文庫)

  • 講談社 (1974年8月15日発売)
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本 ・本 / ISBN・EAN: 9784061312173

感想・レビュー・書評

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  • 家康は大阪城に入った後、上杉討伐ため東に向かう。
    家康不在の間に三成が毛利や宇喜多を語らって挙兵する。
    すると家康は西に軍を返す。

    神仏のような心で信頼を得ていく家康と、鋭い知恵で策を巡らすが信頼はされていない三成を対比させるように描く。

    上杉家に当てた詰問の返事である直江状、
    三成の人質にならずに最期をとげたガラシャ、
    家康が豊家恩顧の武将をまとめた小山評定、
    などの有名な話が出てきて面白かった。

    次の巻はいよいよ関ヶ原だ。

  • <茶>
    第17巻に至って物語は大変に面白い.面白いが,やつがれはこの辺りで少々茶目っ気を出した読後的想文を書いてみまする.

    なんとまあ同じ漢字でもって諸侯人々の名前が出来ている事であろうか.あえて一文字ずつ挙げてみまする.言わずとしれた「家」そして「康」.加えて「秀」そして「信」と「長」この5つの文字の前後順番,あるいは別の一文字との組み合わせを経て一体に他諸侯の名前は10や20ではきかぬと思う.いや面倒なので詳らかには数えはせぬが.すまぬ。m(_w_)m

  • 2016.8.1 読了


    なかなか 天下分け目の決戦にならない。。。

    けど、この作者の(解釈の)
    家康を読む限り、
    家康が 決してタヌキ親父でない。
    しかも、それなりに 辻褄が合ってる。。。

    これだから、歴史は面白い!
    (正解が ない、わからない)




    いよいよ 次は関ヶ原の戦い!

  • 鳥居元忠伏見籠城

  • 88年34刷本

  • 1988.6.20

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著者プロフィール

明治四十年(1907年)新潟県に生まれる。十四歳で上京し、博文館印刷所に文選工として働く。長谷川伸に師事、山岡荘八の筆名を用いる。昭和二十五年(1950年)より、北海道新聞に『徳川家康』を連載開始。昭和二十八年(1953年)単行本の刊行が始まり、ベストセラーとなる、『徳川家康』により、第二回吉川英治文学賞を受賞。以後、歴史小説を中心に創作する。昭和五十三年(1978年)七十一歳で亡くなる。

「2023年 『水戸黄門 下巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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