怪奇小説集 (講談社文庫 え 1-7)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 126
レビュー : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (327ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061312319

感想・レビュー・書評

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  • 関係ないこととして、なぜかカバーと
    作品が異なっていた(笑)
    中に入っていたのがこの作品。

    しょんぼりしつつ読んだ作品でしたが
    非常に面白かったです。
    でも夜に読むのは控えたほうがいいですよ。
    読み終わったら思わず後ろを振り返りたくなる作品が
    結構含まれていますからね。

    個人的には「時計は十二時に止まる」が
    別の意味で面白かったです。
    夢を壊すところがね。

  • 怪奇小説というよりなんだか昔ながらのほのぼのとした少し不思議な物語っていう感じで楽しく読めました。
    霧の中の声の真面目な旦那さんがなんとなくかわいそうだったかな。

  • 大学時代に下宿でひとり読んでました。
    こういうのはひとりでなくてはいけないと・・・
    なんか懐かしい・・・。
    レフォームの際、久しぶりに手に取り読み込んでしまいました。
    随分と活字が小さかったんだなあって。
    法学部を落ちて文学部で滑り止まりまして。当時どうにも
    やることが思いつかない。下宿で読書でもしようと手に取りました。受賞作を年度別に読み込んで居りましたが。
    自分の無知さ加減と精神年齢の低さにいやでも気づかされました。
    故遠藤氏の留学先での霊的体験は寮住まいであった自身を
    思い出しました。男子寮なのに何ゆえに襲うのでつかと。
    怖くなって寮長のリーダーに泣きつきました。
    「俺はお祓いとか出来んのよ」(まあそうだわな)だけですが。
    その彼が国会議員に御成になりまして・・時が経つのは早いですよね。

  • これは面白かった!
    さすが遠藤周作。短編でも、読みごたえ十分。
    最初のいくつかの短編は怖くて、夜一人では読めなかった~。
    そして、だんだん「怖いけど最後にオチのある面白い話」
    が多くなって、思わず笑ってしまった。
    いろんな種類の怖い話がいっぱいで、「この話はどんな終わりが待ってるのか」「次はどんな話か」楽しみで読んでてワクワクドキドキ。
    さすが遠藤周作。描写がうまいな~~。

  • 作者が実際に体験したお話も収録された怪談集。
    読んでいると本当に寒くなりました。

    私はこの本を読んで、今都市伝説にもなっている「牛の首」を知りました。
    小学生の頃読んだきりではっきり覚えてないですが、その話を聞いた者は気が狂うと確か書かれてあったような・・・。
    それほど恐い話だと。
    この本を読んで以来、どんな話?とずっと気になってます。

  • こんなにも著者の人柄が顕著に出ている怪奇小説があるだろうか、いやない(反語)

  • せるさんのレビューから、何やら面白そうな小説。秋頃にでも読みたいなぁ。

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    読んだ読んだ、秋頃といわず冬まで掛かって読んだ!笑
    遠藤周作さんの小説を初めて読んだと思うのだけれど、なんというかじわじわと真綿で首を絞められるような文章だったりユーモア系の「なんじゃそりゃ!」ていうのもあったりで色々楽しみながら読めました。
    個人的にもうだめだ、となったのは「ジプシーの呪」と「鉛色の朝」でした。必要以上に想像してしまうのと心霊関係無くじわじわくる描写で息が詰まる感じがして、この2話以降を読むまでに少し間があいたり。

    でも最後のニセ学生でなんだか「たはは...」とおもしろ可笑しい気持ちになったり、とても面白かったです。ごちそうさまでした!

  • 夏といえばやっぱり怪奇話、怪談話!遠藤氏の物語の切り出しの上手さはさすがだなー。内容に「怖かった」「怖くなかった」はそれぞれの感想として、やっぱりどんな内容でもクセがなく自然と次の文章へと目を続かせる技量が素晴らしい。怖さあり、ユーモアあり、楽しい本でした。

  • 月光の男でキター!

  • いやー、読み応えあり。
    特に最初の体験談。怖すぎる…。
    「あなたの妻も」が恐ろしかった。

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著者プロフィール

遠藤 周作(えんどう しゅうさく)
1923年3月27日 - 1996年9月29日
東京生まれ。父親の仕事で、幼少時代を満洲で過ごす。帰国後にカトリックの洗礼を受けた。1941年上智大学予科に入学したが、中退。慶應義塾大学文学部仏文科入学・卒業後、カトリック文学を学ぶためにフランスへの留学。帰国後の1954年『アデンまで』を発表し小説デビュー。1955年『白い人』で芥川賞を受賞し「第三の新人」として脚光を浴びた。
1958年『海と毒薬』で第5回新潮社文学賞及び第12回毎日出版文化賞、1966年『沈黙』で第2回谷崎潤一郎賞、1979年『キリストの誕生』で第30回読売文学賞評論・伝記賞、1980年『侍』で第33回野間文芸賞などそれぞれ受賞。1995年に文化勲章を受章している。
上記受賞作のほか、1993年刊行『深い河』もキリスト教と日本人をテーマにした代表作と見なされており、映画化された。60年代以降「狐狸庵山人」(こりあんさんじん)を名乗り、様々なエッセイを記した。数々の作品が欧米で翻訳され高い評価を受けており、存命中ノーベル文学賞候補だったこともよく知られている。

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