播磨灘物語 1 (講談社文庫 し 1-7)

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  • 講談社
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レビュー : 19
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061314504

感想・レビュー・書評

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  • 全四巻、まとめて読んだ。吉川英治さん著の黒田如水は随分前に読んだが、上司の勧めもあり読んでみた。恥ずかしいかな、司馬遼太郎さんの小説を読むのはこれが初めて。よって、他の作品がどうかは分からないが、この作品に関して言えば、小説というよりも解説に近い印象を受けた。小説の中に解説が織り込まれているとも言えるし、小説風に仕立てた解説という風にも言える。筆者が足を運んで見た光景や感じたことも含まれているので、イメージが湧きやすい。また、余談と断った上で、登場人物の背景等も語られており、情報量は豊富。いわゆる歴史好きの人にはたまらない内容だと思う。NHKで放送された「黒田官兵衛」は吉川英治さんの小説がベースとなっているので、こちらとは展開が異なる部分があったり、重きの置き方が結構異なる。それぞれ違う面白さがあるので、両方を読んでみるのが良いと思う。

  • ほとんど説明で終わる一冊。
    頑張って読むと面白くなってくる。

  • 大河ドラマ「軍師官兵衛」が放映の中、久しぶりに読んでみた。本作では意外と早い時期にキリスト教に帰依している。大河では、かなり後になって帰依しているし、触れられ方も弱い気がする。
    戦国の武将が生き生きと描かれていて、面白い。今のところ、田舎の小大名の家老のままだが、官兵衛が活躍するこれからの展開が楽しみ。

  • 連休前から読み始めていたが、やっと全巻(単行本全3巻、昭和50年7月20日第1刷講談社)読み終えました。長らく本棚のすみに飾ってありましたが大河ドラマの影響で時節を得て読みました。司馬さんの特徴である、面白い雑学満載で、大いに参考になりました。大河ドラマの参考書のひとつです。(ドラマの内容と異なることも多々あります。)九州の福岡の地名が官兵衛によってつけられたこと。備前福岡という所があったことなど初めて知りました。

  • 読了後に★評価をば。
    大河ドラマを契機に再読した訳ですが、見事に覚えていないな(何てお得な記憶喪失か)。
    さて導入部がこの作家に夢中になる人が多い理由の一つなんだろう。現実の今の世界からいつの間にか時空を飛び超えてその場に居合わせるような気分にさせ、かつ、俯瞰的に人物評価を下していく。
    黒田官兵衛の当方のイメージとは少々異なっていることも手伝ってか、楽しみに次巻に進みましょう。

  • 2014.4.10〜 5.21再読
    大河ドラマ「軍師官兵衛」に合わせて再読。初読は20年位前。久し振りの司馬文学、相変わらず豊富な文献知見を背景にリアリティある描き方で歴史上の人物を浮き彫りにしてくれる。物事の本質理解と原因の認識、その先々の予見を好み、それを的中させるには無欲でなければならない、とういうことが官兵衛と半兵衛に共通しているという描写に、なるほどネぇ・・・確かに二人とも領地石高は求めていない。 共に商業的合理性や商人的機略性に富んでいたことも室町末期に発展してきた商品経済社会が背景にある、という指摘にも、なるほどネぇ・・・二人が同類の士だとして肝胆相照らす場面も説得力がある。関が原は商業社会指向の信長・秀吉(三成が代理)・官兵衛と農業社会指向の家康との争いとも言えるわけで、戦が長引いて官兵衛の天下になっていれば日本はガラリと変わっていただろう。

  • だいぶ前に読みましたが、大河でしたね、と思い出しました。

  •  司馬遼太郎著『新史太閤記』に書かれている黒田官兵衛に興味を持った方はこちら『播磨灘物語』シリーズをすすめる。この時代に信長が近い将来には、全国の覇者になるであろうと見抜いていた眼力は恐れ入る。当時の信長は小国の大名でしかなかった。官兵衛が仕える国もとでも当然、毛利支持派が優勢である。そんな中、如何にして秀吉と手を結ぶに至るのか興味が尽きない。

  • 1975年(昭和50年)第1位
    請求記号:Fシバリ 資料番号:010783306

  • 来年2014年のNHK大河ドラマの黒田官兵衛。岡田准一が演じるので今年中に全ての黒田官兵衛もの読んだる!司馬遼太郎はやっぱり巧いな〜
    独特の距離感で話が進むので、感情移入しすぎず前後のことを整理しながら読んで行ける。

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著者プロフィール

司馬遼太郎は、1923年、大阪市生まれの日本の歴史小説家・エッセイストである。故人。
本名、福田 定一(ふくだ ていいち)。大阪府大阪市生まれ。筆名の由来は「司馬遷に遼(はるか)に及ばざる日本の者(故に太郎)」から来ている。
特に歴史小説の大家として知られ、代表作は「竜馬がゆく」「坂の上の雲」「翔ぶが如く」「燃えよ剣」「新撰組血風録」「菜の花の沖」「花神」「世に棲む日日」「梟の城」「関が原」「功名が辻」「国盗り物語」「街道をゆく」「十一番目の志士」「城をとる話」「風神の門」「二十一世紀に生きる君たちへ」他多数。その多くが大河ドラマ化、テレビドラマ化、映画化、コミック化などの形でマルチメディア展開されている。

司馬遼太郎は産経新聞社記者として在職中の1960年に、『梟の城』で直木賞を受賞。
1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞を受賞したのを始め、数々の賞を受賞。
戦国・幕末・明治を扱った作品が多い。
1996年2月に72歳で逝去。
2001年には、東大阪市の自宅隣に司馬遼太郎記念館が開館。

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