ウィークエンド・シャッフル (講談社文庫 つ 1-4)

  • 講談社 (1978年3月1日発売)
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本 ・本 (281ページ) / ISBN・EAN: 9784061314559

感想・レビュー・書評

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  • 筒井康隆と読書を趣味とするようになった出会いの本。衝撃的だった「佇むひと」をはじめとする珠玉の短編集。日常の描写から、いつの間にか非日常の世界に入り込む筆致の面白さ。「旗色不鮮明」で漢字を変えただけのほぼ実政党名に今更ながらドキドキした。「「蝶」の硫黄島」は軍人経験者がまだまだ元気だった時代のノスタルジーを感じさせる。改めて本書を手にした偶然を喜ばしく思う。

  • タイトルに覚えがあるから読んだはず。だけど、よく覚えてないなぁ。

  • 本編は言うまでもないが、筒井康隆の文庫版の解説は大概面白い。
    「所詮ただの文学」「『エピステーメー』を読んで爆笑」

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著者プロフィール

筒井康隆……作家、俳優。1934(昭和9)年、大阪市生まれ。同志社大学卒。1960年、弟3人とSF同人誌〈NULL〉を創刊。この雑誌が江戸川乱歩に認められ「お助け」が〈宝石〉に転載される。1965年、処女作品集『東海道戦争』を刊行。1981年、『虚人たち』で泉鏡花文学賞、1987年、『夢の木坂分岐点』で谷崎潤一郎賞、1989(平成元)年、「ヨッパ谷への降下」で川端康成文学賞、1992年、『朝のガスパール』で日本SF大賞をそれぞれ受賞。1997年、パゾリーニ賞受賞。他に『家族八景』『邪眼鳥』『敵』『銀齢の果て』『ダンシング・ヴァニティ』など著書多数。1996年12月、3年3カ月に及んだ断筆を解除。2000年、『わたしのグランパ』で読売文学賞を受賞。

「2024年 『三丁目が戦争です』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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