限りなく透明に近いブルー (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 6397
レビュー : 756
  • Amazon.co.jp ・本 (162ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061315310

感想・レビュー・書評

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  • 乱交パーティーや酒場での混沌を見事に描いているとは思うが、読みにくいのも事実である。しかし、弱冠24歳にしてこの作品を上梓したのは評価に値する。

  • ともかく暴力とドラッグの話が多くて、読みづらかった。

  • 内容は非現実的。

    なのに、この本から感じる静けさ、現実は
    まさに限りなく透明に近いブルーだった。

  • ★を4つにするべきか悩んだ。
    本書は暴力と呼べる数少ない小説の一つだろう。だからこそ評価は分かれるのも当然……。
    20代前半で芥川賞を受賞し、荒れた男女の性を描いたという点で、石原慎太郎の「太陽の季節」と比較されると聞いた時、それは違うんじゃないかと思った。もし、タイトルが原題そのままの「クリトリスにバターを」で物語の最後が違えば、そうなのだろうが、他にも主人公のリュウやその仲間たちはどこか挫折したような、傷付きやすい不器用な部分があった。現実に耐え切れず逃避したその先が快楽であり、セックスや麻薬なんかは結果であったに過ぎない。快楽にも慣れた末にあるのは破滅であり、向こう見ずのヒッピーへ転身していく様を描く構造で言えば村上春樹の方がまだ近いと思った。
    麻薬に酔った状態や体感を文章に描き、全体的にどこか距離を置いた静かな描写が一定していて良かった。

  • ウケる

  • 福生に来たので読んでみた。
    福生の人はこれをどう思っているのか、今度きいてみよう。

    蛾と鳥の話。
    色彩感覚がずば抜けて文学的。蛾とかゴキブリとか、見つければ必ず潰す。その様子に彩りを追加する。
    全体の試みは理解できるし、素晴らしいと思う。でも別に好きではないという作品の一つ。

  • これは最高傑作!!

  • 中学生のころ、読んだ。

    村上龍のものは色々読んだけど、彼って野蛮な田舎者。
    そこが彼の良いところでもあるんだけど。

    龍の小説は、その後、だんだん手が込んできて、チームを組んで取材したり、いろんな複雑な情報が盛り込まれたりするようになったんだけど、どれも、ちょっとね。いろいろ読んではいるんだけど、ここの本棚に並べてみせる気にもなれない。
    最初のこの作品が明らかに一番良い。

    本人は、「最初のこの小説が一番好きです」って言われるのが一番イヤなんだって。

  • 若い頃に読んだら衝撃を受けたかも。

  • あぁ、オレ、今

    生きている....

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著者プロフィール

1952年長崎県生まれ。76年に『限りなく透明に近いブルー』(第75回芥川賞受賞)でデビュー。2003年には、514の職業を紹介した『13歳のハローワーク』が125万部を超えるベストセラーに。財政破綻した近未来日本を舞台にした『半島を出よ』(05年)では野間文芸賞を受賞。10年には『歌うクジラ』(毎日芸術賞)を電子書籍として刊行。 近著に『55歳からのハローライフ』、『オールドテロリスト』などがある。16年に『日本の伝統行事 Japanese Traditional Events』を刊行。

「2018年 『収録を終えて、こんなことを考えた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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