限りなく透明に近いブルー (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 6399
レビュー : 756
  • Amazon.co.jp ・本 (162ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061315310

感想・レビュー・書評

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  • 読むのが早かったみたい……。

    村上龍さんの作品はまだ全然読んだことがないんですが、
    とりあえずデビュー作だし凄い名作みたいだし、と思って購入した一冊。

    あきらかに他の小説と違うことは分かりました。

    ドラッグや乱交パーティーに明け暮れる若者たちの
    崩壊していく様を描いた作品…ですよね?

    正直、目を背けたくなるような描写ばかりでした。
    ここから何かを見いだしていくのは、私にはまだ無理みたい。

    もうちょっと勉強してからまた挑戦しようかな?機会があれば。

  • 村上龍の文章は、綿矢りさの言う通り、その暴力性が故に美しい。
    少しずれるのだけど、やはり作家はすごいなぁ。心にもやっと浮かぶ感情のような、感動のような、なんだかよくわからない脳の反応を、言葉によって表す。テレパシーの使い手だなぁ。

  • 2009年2月4日~5日。
     出来事は物凄いのに、タンタンと眺めているような視線。
    「静観している」という感じでも「凝視している」という感じでも無い。
     多分、何を見ているのかは判っているんだけど「それが何なのか」は判っていないんじゃないか。
     そんな感じ。
     以前読んだときは打ちのめされたのだが、今回読んでみて僕には不要な作品だとわかった。
     ただ、これから先は判らない。
     再び必要な作品になりそうな可能性を秘めている。
     そういう意味では怖い作品。

  • 1976年上半期芥川賞受賞作。選考委員たちは、その完成度にはやや戸惑いながらも、概ね高得点を与えている。それだけ未知の文学としての期待度が高かったのだろう。まず、タイトルはこれぞ芥川賞に相応しいというくらいに秀逸だ。また、エンディングに近いあたりのガラスの破片に映った「透明に近いブルー」のイメージも鮮烈。物語の場として横田を選んだのも成功しているだろう。その一方で、小説の中身はというと、ドラッグとセックスと無意味な暴力の氾濫である。素材としての目新しさが売り物の、一種の風俗小説の一歩手前といったところか。この小説は、通俗性との接点にあるが、それでもやはりその斬新さは芥川賞の歴史に残る1篇ではあるだろう。

  • 古めかしく言うと、過激な青春小説か

  • 村上龍ワールドにハマった一冊。

  • 念のため読んだ。当時はなんせ「気持ち悪い」という感想が第一だったが、もしいま読むと、結構楽しめるかもしれない。だが読みません。

  • 高校生のころ初めて手にとり、あまりの生々しさに途中で読むのをやめてしまった。久しぶりに読み直してみると、描かれている出来事の生々しさよりも、冷めた視線や全体を流れる虚しさのようなものが印象的だった。
    レイ子が葉脈標本の話をする場面、オキナワがリュウのフルートを褒める場面がとても悲しくて好き。

  • 読んだかどうか思い出せなくなって、読んでみました。
    若者達は異常にテンションの高い行動をとっているようで、筆致は冷静なのがなかなか読ませます。
    リュウが外を通る人を見ている描写が秀逸。
    あまりにも破滅的なので、やめろよ〜という気になってきますが。
    しかし、若い頃に感じたのとは相当に印象が違います。
    昔の方が生々しく感じて読むのがしんどかったような。
    私の人生とはかけ離れているなぁ。

  • 題名のせいでずっとキラキラ青春小説だと思ってたけど読み始めたら全然そんなことなかった。あるいは一周まわってキラキラ青春小説。

    黒い鳥は見える人と見えない人がいるよ、ガラスの破片になりたいよな、ってことかな。

    ところで最後の方の連続するブツブツの描写ってどういう意味があんの?

著者プロフィール

1952年長崎県生まれ。76年に『限りなく透明に近いブルー』(第75回芥川賞受賞)でデビュー。2003年には、514の職業を紹介した『13歳のハローワーク』が125万部を超えるベストセラーに。財政破綻した近未来日本を舞台にした『半島を出よ』(05年)では野間文芸賞を受賞。10年には『歌うクジラ』(毎日芸術賞)を電子書籍として刊行。 近著に『55歳からのハローライフ』、『オールドテロリスト』などがある。16年に『日本の伝統行事 Japanese Traditional Events』を刊行。

「2018年 『収録を終えて、こんなことを考えた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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