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- 本 ・本 (250ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061315693
作品紹介・あらすじ
男と女のあいだには、深くて難儀な愛がある。愛ほど幻想、錯覚、誤解にみち、人間を喜ばせたり苦しめたりするものはあるまい。しかし、人生にはこれが必要だ。とりわけ女性にとって、愛は行動と心理の拠点である。「人生の楽しみは人を愛し、人から愛されること」という著者が、愛を軽快に語る人生論。
感想・レビュー・書評
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田辺聖子さんが40代半ばに女性誌などに書かれた文章を
まとめたらしい本。聖子さんはどのエッセイにも「女性と
いうのは、ただ女性であるというだけで特別」と仰っていて
それに共感できるので興味深く読む。
この本を読んで、ためになる言葉が多かった。
女でいてたのしい、しあわせと感じて生きるのは「愛」あってこそ。
お金の前に愛かもしれない。
この本の冒頭で、聖子さんが「私は人生を楽しむために生きる、
その楽しむこととは、人を愛すること、人に愛されること」と
書かれていて、今、当時の聖子さんと同じ年代となったわたしも
同じように思う。どんな時代になっても、女性に愛は切り離せない
ように思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
だいぶ時代は感じるものの、納得する点も多々あり。
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著者プロフィール
田辺聖子の作品





