- 本 ・本 (249ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061316171
感想・レビュー・書評
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仕掛け人が復讐されそうになったりする話。
相変わらず、お料理がおいしそう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
鬼平でお馴染み、池波正太郎の悪漢小説。斬新な殺人術、仕掛人という造語で昔は人気を博したそうだ。今読むとハードボイルドなバディ(男性コンビ)ものとしても紹介できそう。
登場人物の背景として、やたらとご飯を食べるところが出てくる。ひとりものでもすぐ真似できそうなのが多くて嬉しい。
90年頃にテレビドラマ化された際は、梅安を白血病から復帰した渡辺謙が演じ、鬼気迫るものがあったのを覚えている。 -
池波正太郎が執筆途中で亡くなったため、途中「絶筆」になっている。
すっごく気に入ってただけに最後まで読めず、物凄く残念な作品だ
鍼を打つことを生業としながら、陰では悪党を始末するシゴトを請け負う梅庵。
最初のうちは頼まれた仕事を請けて殺す、というものだったが
だんだんとシゴトを持ってくる依頼人の大元締めを殺すという、危ない領域に入ってくる。
のっぴきならない方向に展開してゆく物語、先行きに目を離せなくなってくる。 -
仕掛人、というと背筋が震えるような、暗鬱としたニヒルなかっこよさの響きがあるが、所詮は金を貰って頼まれた人を殺す殺し屋である。殺し屋という言葉では、薄っぺらく、身も蓋もないのだが、ただ金づくで人を殺る殺し屋と、池波氏の描く”仕掛人”とは違いがある。その部分が読者に共感を得て人気シリーズになった所以であると思った。
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仕掛け人・藤枝梅安の第一作目。
梅安の鮮やかな殺しの手口や冷静な思考に、するすると読み進めることが出来ました。表題にもなっている、仕掛け人四人が登場する話は特に面白かったです。
池波先生の本は初めて読みましたが、以前に池波先生のご本に出てくる料理を再現する本を読んだことがありました。確かにおいしそうな料理がところどころに出てくるなあと確認できました。 -
仕掛人シリーズ これもまたおもしろい
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とりあえず全シリーズ持ってる。
渋いよねぇ。 -
この世に生きていては毒になる奴を消す。それが殺しの定法だ。ハリの名医が表看板だが、極悪人の殺しを請負って、闇から闇へと葬る非情な裏稼業。吹矢の名手彦次郎を相棒に、仕掛人・藤枝梅安必殺の殺し針が急所に突きささる。梅安・彦次郎コンビの人間味を追究しつつ、闇の活躍を痛快に描いた短編連作。
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【感想】
http://blog.livedoor.jp/nahomaru/archives/50564944.html
著者プロフィール
池波正太郎の作品





