結婚 (講談社文庫 え 1-21)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061316775

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  • 2019年10月18日 102冊目(10-6)

  • 家計簿にうるさい男がたびたび登場する。

  • 浮気癖の叔父さんを持つ叔母さんの紹介で固い固い男性と結婚した奥さんが何人か出てきました。
    Aという人間がBという人間の人生を横切ったため、Bの人生が別の方向に向くことがある。と、作中にありましたが、結婚って本当にそういうものなのかも知れません。そういった無数のもしもの中にワタシたちは生きていることを感じました。さて、ワタシはAなのか?Bなのか?

  • 時代背景は古いものの、男から見た「結婚」とは何たるやが分かったような気がする。自身が、結婚し、まさに離婚を控えた今だからこそ分かるあれこれもあるように思う。

  • 鹿児島に左遷になった幸せな夫婦がすごく印象に残っている。周りの目やステータスなんかに振り回されずに、自分が心から幸せを感じられる形を見つけたい。
    みんなどこかしらに疑問を感じつつ、妥協しているのだと思った。
    『青い果実』もすごく印象に残っていて、夫婦生活と対照的だと感じた。

  • やや古い作品なので今とは事情が違うところも多々あると思いますが、なかなか楽しめました。
    結局、夫婦の形はそれぞれで、それぞれに楽しみもあれば苦しみもあると。

  • 世代・時代が違う分、感覚が自分とずれている。

  • 結婚にまつわる短編集。夫婦ということについて考えさせられる。結婚していろいろわかることがあった。読む世代や状況によっても捉え方が変わると思うので、また読み返したい。

    あと、結婚のあとの短編がとても切なかった。でも、すごく印象的だった。

  • 結婚について深く考えさせられます。
    いろんな結婚のエピソードが書かれておりそれぞれが少しずつ関係していきます。
    ・表面的に幸せでも実は心がまったく通っていない夫婦夫と妻の両面からの記述)
    ・実直すぎるだんなに不満を抱く妻(確かに彼のいうことは合理的であるし、浮気をされるわけでもない)
    ・夫であるときから男にも度選りたくなる瞬間(オルゴールがきづかせる)(浮気は絶対に許せないと思っていたが状況によってはありえるかもしれない)
    ・妻が女に戻りたくなる瞬間(九官鳥の声が気づかせる)
    ・若いころは野心、夢、ロマンを持った人が素敵に見えるが、実際結婚するにあたっては安定した生活が必要

    自分が結婚してからまた読みたい。
    あるいは今母に読んでほしい。既婚者がどのような感想を持つのか気になる。

    ほかにも短い小説が載っており「集団就職」は心が温まる。
    人間素直に、真面目に、誠実に生きていれば幸せはやってくるものだ。
    損得勘定で物事を考えてしまう自分が恥ずかしくなった。

    戦争時代の描写が面白い。
    遠藤周作は慶応大学卒。

  • 読むと「結婚」とは何かについて深く考えさせられる。
    ただ単に好きな人と一緒に一生暮らすというものではない。
    かと言って同居の相手というわけでもない。
    夫婦というのはそれぞれ違う形で繋がっているものだということが分かる。
    そして、その関係もまた夫と妻の間で見方が変わっていること。
    恋愛と結婚は違うと言う理由がわかった気がする。

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著者プロフィール

1923年東京に生まれる。母・郁は音楽家。12歳でカトリックの洗礼を受ける。慶應義塾大学仏文科卒。50~53年戦後最初のフランスへの留学生となる。55年「白い人」で芥川賞を、58年『海と毒薬』で毎日出版文化賞を、66年『沈黙』で谷崎潤一郎賞受賞。『沈黙』は、海外翻訳も多数。79年『キリストの誕生』で読売文学賞を、80年『侍』で野間文芸賞を受賞。著書多数。


「2016年 『『沈黙』をめぐる短篇集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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