闇の歯車 (講談社文庫)

  • 講談社 (1981年1月1日発売)
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本 ・本 (227ページ) / ISBN・EAN: 9784061317345

感想・レビュー・書評

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  • 居酒屋おかめに集まる5人。それぞれの人生をかかえて物語は始まります。藤沢周平、すごい。

  • ☆4.1

  • 2018.11.2(金)¥180(-15%引き)+税。
    2018.11.9(金)。

  • 藤沢周平の初期の少ない長編のひとつ。
    4人の男たちが、消えてしまった恋人、別れられない愛人や、病気の妻、などのしがらみから押し込みを働くのだが・・・。この作品も初期のものであり、全体に非常に暗いトーンで物語が流れていく。登場人物の一人一人が暗い影を持ち、題名のごとく闇の中にいる。一方すさんだ姿でありながら、どこか人間的なところが残っており、そのことによって救われている

  • 久々の藤沢周平、一気読みしてしまった。それぞれに事情があって、大金盗みに加担してしまうけど、最後は良心への帰結なんだなぁと、ドキドキ感とほっこり感を味わいました。

  • そう。
    なに、むつかしいことじゃありません。
    子供の遊びみたいな、ごくやさしい仕事ですよ。

  • この時代は病だけじゃなく、いろんなことで死が近かった。
    あの600両はどこへ?
    もしかしたらこういうお金が「埋蔵金騒ぎ」の元になっていたりして。

  • 登場人物たちの人生の歯車が予期せぬ方向へ回っていく。はらはらどきどき。面白くてあっという間に読み終えました。

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著者プロフィール

1927-1997。山形県生まれ。山形師範学校卒業後、教員となる。結核を発病、闘病生活の後、業界紙記者を経て、71年『溟い海』で「オール讀物新人賞」を受賞し、73年『暗殺の年輪』で「直木賞」を受賞する。時代小説作家として幅広く活躍し、今なお多くの読者を集める。主な著書に、『用心棒日月抄』シリーズ、『密謀』『白き瓶』『市塵』等がある。

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