天保図録 1 (講談社文庫 ま 1-20)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061317376

感想・レビュー・書評

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  • 古本で購入。全5巻。

    天保改革期を舞台にした歴史小説。
    決まった主人公のいない群像劇だけれども、“妖怪”鳥居耀蔵の個性が際立つ。

    とにかく彼の悪党ぶりがすごい。
    僕は耀蔵が主人公のピカレスク小説として読みました。
    耀蔵に感情移入しているもんで、打倒・鳥居を志す人々の動きが小賢しく見えてしまうほど。

    文庫にして5巻の長編ですが、権力や利益を巡り、自己の保身に汲々とする人間たちの欲望渦巻くオモシロ小説です。

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著者プロフィール

1909年、福岡県生まれ。92年没。印刷工を経て朝日新聞九州支社広告部に入社。52年、「或る『小倉日記』伝」で芥川賞を受賞。以降、社会派推理、昭和史、古代史など様々な分野で旺盛な作家活動を続ける。代表作に「砂の器」「昭和史発掘」など多数。

「2023年 『内海の輪 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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