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本 ・本 / ISBN・EAN: 9784061317963
感想・レビュー・書評
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「日本史上有名な女性を取りあげるとき、必ずといってもいいくらい、「妻としてはどうだったか」「母としてはどうだったか」といった評価が付け加えられるのに、男については、しばしばそれが抜けているのはなぜなのか。」
あとがきにある作者の執筆動機である。なるほどそれはもっともなのだけど、分析がそれについていっていないようだ。つまり、夫として父としてどうだったかという分析は、角度も深さも甘い。
永井路子の角度と深さは信頼しているので、「???」という読後感だった。
もしかすると、女性の男性観って、歴史を通じてこんなものなのかもしれない。もともとが浅かったから、永井路子をしてこの程度にしか掘り下げられないのだと・・・・ 恐ろしいことを考えてしまった。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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