他人の血 (講談社文庫)

井上ひさし

• 講談社 (1982年11月15日発売)

感想・レビュー・書評

[のんさんの感想 · 2022年11月28日]

★購入済み★

[bob-pmさんの感想 · 2019年8月16日]

セクシャルブラック・ユーモアというよりは下品な話という印象を受けてしまい頓挫

[ミカンミカンさんの感想 · 2018年11月5日]

１☆か５☆か散々悩みました。一番の疑問は、この本は女の人にとっても面白いのだろうか？という疑問です。
次から次へと他人の〇〇が出てきて、そしてその持ち主は揃いも揃って死んでしまうのです。それはもう軽く楽しく、あっけなく。
一度親しい女の子に読ませてみたい作品です。でも、ひっぱたかれそうな気がして、そして人格を疑われそうな気がしてちょっと怖いです。

[きちまるさんの感想 · 2008年1月24日]

『セクシャル・ブラック・ユーモア』作品。「文句なく笑わせる」と解説にあったけれど、どちらかというと…気持ち悪くなった(^^;ロクロックビとか吸血鬼とかそういう化け物が性欲にのた打ち回る感じ。吐きそう。

著者プロフィール

（いのうえ・ひさし）
一九三四年山形県東置賜郡小松町（現・川西町）に生まれる。一九六四年、ＮＨＫの連続人形劇『ひょっこりひょうたん島』の台本を執筆（共作）。六九年、劇団テアトル・エコーに書き下ろした『日本人のへそ』で演劇界デビュー。翌七〇年、長編書き下ろし『ブンとフン』で小説家デビュー。以後、芝居と小説の両輪で数々の傑作を生み出した。小説に『手鎖心中』、『吉里吉里人』、主な戯曲に『藪原検校』、『化粧』、『頭痛肩こり樋口一葉』、『父と暮せば』、『ムサシ』、〈東京裁判三部作〉（『夢の裂け目』、『夢の泪』、『夢の痴』）など。二〇一〇年四月九日、七五歳で死去。

「2023年 『芝居の面白さ、教えます　日本編』 で使われていた紹介文から引用しています。」