おれは権現 (講談社文庫)

  • 講談社 (1982年1月1日発売)
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感想 : 8
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  • 本 ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061318069

感想・レビュー・書評

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  • 歴史物の独特語(不羈とか歔欷とか)に難儀する一方、話運びのうまさに驚いた。収録7篇のうち「角兵衛物語」は今住む熊本の家老の話、「若江堤の霧」の木村重盛もいい。が、やはり一番よかったのは表題作。

  • 短編集。戦国時代の後半、侍大将のあたりに注目している視点がたまらなく好きです。なんだかちょっとだけエロがあるのはサービスなんでしょうか?花房助兵衛や飯田角兵衛などちょっと知らない侍大将がすごく戦争屋っぽくてかっこいいですね。

  • 2017.6.1(木)¥100(-2割引き)+税。
    2017.7.17(月)。

  • 司馬先生の短編集の中で一番好きかも。

  • 『愛染明王』

    『おれは権現』

    『助兵衛物語』

    『角兵衛物語』

    『若江堤の霧』

    『信九郎物語』

    『けろりの道頓』

  • 平成24年3月5日読了。

  • 読後感の良い短篇集。

  • 木村重成が好きなのですが、この本に所載の重成の短編は絶望や悲劇とは程遠く、思わず微笑みたくなるような話でした。

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著者プロフィール

司馬遼太郎(1923-1996)小説家。作家。評論家。大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を次々に発表。1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞受賞。ほかの受賞作も多数。1993(平成5)年に文化勲章受章。“司馬史観”とよばれ独自の歴史の見方が大きな影響を及ぼした。『街道をゆく』の連載半ばで急逝。享年72。『司馬遼太郎全集』(全68巻)がある。

「2020年 『シベリア記 遙かなる旅の原点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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