おじさんのかさ (講談社の創作絵本)

著者 :
  • 講談社
3.90
  • (116)
  • (110)
  • (140)
  • (6)
  • (0)
本棚登録 : 1011
レビュー : 157
  • Amazon.co.jp ・本 (31ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061318809

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 中古購入

    おじさんの気持ちがわかりすぎる
    レア物・限定物という言葉に弱い私は
    未開封のオモチャを開けずに眺めている
    一昔前にフィギュアが流行った時に
    スターウォーズとプレイモービルを
    集めまくった
    未開封や美品は後に高値で売れる
    そう知ったら開けづらくなる
    じゃあ後で売るのかと聞かれたら
    答えはNOだ
    だけど
    その物の価値を守りたい 高めたい
    そんな思いからの行動だ
    いい大人がオモチャなんか…と思われるだろうが
    いい大人が真剣に考えて作ったオモチャ
    私にはとても魅力的なのだ
    おじさんはこれが傘なわけだが
    いつも持ち歩き
    雨が降ったら人のを借りる
    私の上をいかれた(笑)
    しかしある時に
    使うことの楽しさを教えられる
    私の場合は友人から
    おじさんと同じく
    周りにうらやましがられることはない
    でも自分の中だけでのこの高揚感
    小さな果てしない幸せ

    この絵本の凄いところは
    みんなの目
    文章が無くても
    なんであのおじさん傘貸してくれないのかしら?
    というような心の声が聞こえてきそう
    こんなにデフォルメされているのに
    とてもリアルだ
    まさに目は口ほどに物を言うというやつだ
    おじさんの気持ちもダダ漏れ
    最後に白ネコが
    濡れた傘を見るのがまたいい
    奥さんの寛大さもステキ

  • たいせつなものをとてもとてもたいせつにしているおじさん。

    たいせつにしすぎて、使わなければいけない時こそ、そのたいせつなかさを使うことのないおじさん。

    でも、とある雨の日。
    子どもたちの発想に刺激を受けて、たいせつなものに日の目を見せたおじさん。

    いままでとは違う世界を知り、さらに、楽しい気持ちになったおじさん。

    そして、その役目を果たしたそれを、家に帰り、定位置に置く。
    子どものように、それを何度も見に行ってしまうおじさん。

    かわいいなあ、ステキだなあ、と思いながら読んだ。

    多分きっと、おじさんのかさ、、そんなもので世界は溢れてる。
    そのものの、そのものが生きる場所で活躍する姿を見て、さらに、愛おしくなる。

    囲わず、大空に羽ばたいてもらいたい。
    どんなものも。どんな人も。

  • 図書館本。4歳娘と2歳8ヶ月息子に読み聞かせ。
    読み終わった後、娘が志村けんの『変なおじさん』をやり続け...
    傘差したいから雨大好きな娘には『変なおじさん』としか思えなかったよーだ。

  • 梅雨の時期、秋雨の時期に読みたい絵本。自分の傘を大切にしすぎて、雨でも使わないおじさんのお話し。

    かたくなに傘をささないおじさんの周りで起こる小さな出来事。雨の楽しさが、リズムの良い文章とともに伝わってきます。ただ楽しいだけではなく最後にはジーンとしてしまう。良い絵本ならではの温かい何かが胸に残る一冊。

  • 絵が素敵です。
    特におじさんのかさと帽子とコートの濃紺の色がいいです。おじさん、きっと帽子とコートも好きで、最初は眺めていただけだったかも。

  • 私の子供の頃の本を、そのまま我が子に。

  • お気に入りの傘を使いたくない、おじさんの気持ち解るわ。高価なティーセットをサイドボードに入れっぱなしで美術品として眺めてるだけ、みたいな^^傘に打ちつける雨の音は「となりのトトロ」を連想しました^^『雨がふったらポンポロロン』

  • 小学校の教科書でとりあげられていたので、さすがに内容を知っている絵本。
    とにかく、この話が好きで国語の授業が毎回楽しかったのを覚えています。
    雨って憂鬱な気分にさせられますが、次の雨の日は「あめが ふったら ポンポロロン あめが ふったら ピッチャンチャン。」を、こっそり口ずさみながら歩いてみようと思います。

  • 【あらすじ】
    雨の日におじさんが出会った素敵なできごと
    りっぱなかさがぬれるのがいやで、かさをさそうとしないおじさん。ある雨の日、子どもたちの歌をきいたおじさんは、はじめてかさを広げてみました。すると……。

    【感想】

  • 小学生のとき、教科書に載ってた。

全157件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

さの・ようこ――1938年、中国・北京で生まれ、終戦後、日本に引き揚げました。1958年、武蔵野美術大学に入学。1967年、ベルリン造形大学でリトグラフを学びます。著書の絵本では、ロングセラーとなった『100万回生きたねこ』(講談社)や第8回講談社出版文化賞絵本賞を受賞した『わたしのぼうし』(ポプラ社)ほかがあります。童話にも、『わたしが妹だったとき』(偕成社)第1回新美南吉児童文学賞受賞作などがあり、そのほかに『ふつうがえらい』(新潮文庫)をはじめとするエッセイも執筆、『神も仏もありませぬ』(ちくま文庫)では第3回小林秀雄賞を受賞しました。2003年、紫綬褒章受章。2010年、永眠。享年72。

「2018年 『ヨーコさんの“言葉” じゃ、どうする』 で使われていた紹介文から引用しています。」

おじさんのかさ (講談社の創作絵本)のその他の作品

佐野洋子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
シェル・シルヴァ...
なかの ひろたか
A.トルストイ
モーリス・センダ...
有効な右矢印 無効な右矢印

おじさんのかさ (講談社の創作絵本)に関連する談話室の質問

おじさんのかさ (講談社の創作絵本)を本棚に登録しているひと

ツイートする