おじさんのかさ (講談社の創作絵本)

著者 :
  • 講談社
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レビュー : 167
  • Amazon.co.jp ・本 (31ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061318809

感想・レビュー・書評

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  • 小学一年生の教科書に登場するらしい。
    授業では解説というものがあって、子どもは心から楽しめないものだが、この作品は違った。
    雨のリズムの楽しさと、おじさんのふるまいが大げさに描かれていて、何度読んでも面白い。

    立派な傘を大事にするあまり、雨がふっても使えないおじさん。
    その設定が、子どもにも分かる面白さだ。
    通りすがりの子が歌う、パンポロリン♪というリズミカルな歌に誘われて、つい開いてしまうというのも、なかなか楽しい。
    開いたあとで、大勢のひとの群れにはいって雨を楽しむ見開きの絵も楽しい。
    物は使ってこそ物。なんていう説教はいらないね。
    何しろ家に帰ってから傘を見ると、りっぱなかさはりっぱにぬれていた・・そうだから。
    大のお気に入りのものって、古びても汚れてもお気に入りなんですよね。
    あっぱれです、佐野洋子さん。
    約5分。低学年から。雨の季節にぜひ。

    • アセロラさん
      こんにちは♪

      このお話、小学校の国語の教科書に載ってました!確か、一年生の頃かな?懐かしいです。
      佐野洋子さんだったんですね~。
      ...
      こんにちは♪

      このお話、小学校の国語の教科書に載ってました!確か、一年生の頃かな?懐かしいです。
      佐野洋子さんだったんですね~。

      教科書は文学への入り口ですよね♪
      2014/01/10
    • nejidonさん
      アセロラさん、こんにちは♪
      コメントありがとうございます。
      お返事が遅くなってしまってごめんなさいね。
      どうして遅くなったのかは、次の...
      アセロラさん、こんにちは♪
      コメントありがとうございます。
      お返事が遅くなってしまってごめんなさいね。
      どうして遅くなったのかは、次のコメントのお返事に書きますね。

      「おじさんのかさ」は、佐野洋子さんなのですよ。
      一年生になる頃には、佐野さんのお話もいくつか聞いてきてるので、名前を見ただけで「あ!」って言ってくれます。

      【教科書は文学への入り口】って素敵な表現です♪
      学校に通っているときに、そのことに気づけたら良かったのに・・
      あ、これはワタクシのことなんですけどね。
      大人になった今読んでも楽しい一冊だと思います。
      2014/01/13
  • 中古購入

    おじさんの気持ちがわかりすぎる
    レア物・限定物という言葉に弱い私は
    未開封のオモチャを開けずに眺めている
    一昔前にフィギュアが流行った時に
    スターウォーズとプレイモービルを
    集めまくった
    未開封や美品は後に高値で売れる
    そう知ったら開けづらくなる
    じゃあ後で売るのかと聞かれたら
    答えはNOだ
    だけど
    その物の価値を守りたい 高めたい
    そんな思いからの行動だ
    いい大人がオモチャなんか…と思われるだろうが
    いい大人が真剣に考えて作ったオモチャ
    私にはとても魅力的なのだ
    おじさんはこれが傘なわけだが
    いつも持ち歩き
    雨が降ったら人のを借りる
    私の上をいかれた(笑)
    しかしある時に
    使うことの楽しさを教えられる
    私の場合は友人から
    おじさんと同じく
    周りにうらやましがられることはない
    でも自分の中だけでのこの高揚感
    小さな果てしない幸せ

    この絵本の凄いところは
    みんなの目
    文章が無くても
    なんであのおじさん傘貸してくれないのかしら?
    というような心の声が聞こえてきそう
    こんなにデフォルメされているのに
    とてもリアルだ
    まさに目は口ほどに物を言うというやつだ
    おじさんの気持ちもダダ漏れ
    最後に白ネコが
    濡れた傘を見るのがまたいい
    奥さんの寛大さもステキ

  • たいせつなものをとてもとてもたいせつにしているおじさん。

    たいせつにしすぎて、使わなければいけない時こそ、そのたいせつなかさを使うことのないおじさん。

    でも、とある雨の日。
    子どもたちの発想に刺激を受けて、たいせつなものに日の目を見せたおじさん。

    いままでとは違う世界を知り、さらに、楽しい気持ちになったおじさん。

    そして、その役目を果たしたそれを、家に帰り、定位置に置く。
    子どものように、それを何度も見に行ってしまうおじさん。

    かわいいなあ、ステキだなあ、と思いながら読んだ。

    多分きっと、おじさんのかさ、、そんなもので世界は溢れてる。
    そのものの、そのものが生きる場所で活躍する姿を見て、さらに、愛おしくなる。

    囲わず、大空に羽ばたいてもらいたい。
    どんなものも。どんな人も。

  • 図書館本。4歳娘と2歳8ヶ月息子に読み聞かせ。
    読み終わった後、娘が志村けんの『変なおじさん』をやり続け...
    傘差したいから雨大好きな娘には『変なおじさん』としか思えなかったよーだ。

  • 梅雨の時期、秋雨の時期に読みたい絵本。自分の傘を大切にしすぎて、雨でも使わないおじさんのお話し。

    かたくなに傘をささないおじさんの周りで起こる小さな出来事。雨の楽しさが、リズムの良い文章とともに伝わってきます。ただ楽しいだけではなく最後にはジーンとしてしまう。良い絵本ならではの温かい何かが胸に残る一冊。

  • 絵が素敵です。
    特におじさんのかさと帽子とコートの濃紺の色がいいです。おじさん、きっと帽子とコートも好きで、最初は眺めていただけだったかも。

  • 私の子供の頃の本を、そのまま我が子に。

  • お気に入りの傘を使いたくない、おじさんの気持ち解るわ。高価なティーセットをサイドボードに入れっぱなしで美術品として眺めてるだけ、みたいな^^傘に打ちつける雨の音は「となりのトトロ」を連想しました^^『雨がふったらポンポロロン』

  • 2歳4か月

    色が地味だからか、少し話が難しい?たいくつ?だからかあまり興味を示さず。もう少し月齢が上がってからでもいいかも。大事にするといいうことがまだ分からないのかな。

    お気に入りの傘を大事にしているおじさん。あめがふっても傘をささずに、大事に持っている。あめがふったらぽんぽろりん、ぴっちゃんちゃんとリズムもあるが、あまりくいついてこなかった本。

  • 個人的に「美味しいものは最後に残しておく」「大事なものは極力使わないようにする」癖のある子どもだった私にとって心に残った絵本でした。
    大人になって読み返してみてもその頃と受けた印象は変わらず、人に新しい価値観を教えてくれる素晴らしい絵本。

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著者プロフィール

1938年、北京生まれ。絵本作家、エッセイスト。おもな著作に、絵本『100万回生きたねこ』『わたしのぼうし』、童話『わたしが妹だったとき』、エッセイ『神も仏もありませぬ』など。2010年没。

「2019年 『はればれ、お寿司 おいしい文藝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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