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本 ・本 (32ページ) / ISBN・EAN: 9784061318984
作品紹介・あらすじ
『100万回生きたねこ』の佐野洋子が描く、がんばりすぎてしまうライオンのお話。
あるところに、とてもりっぱなライオンがいました。
毎日やってくるネコのために、空にとびあがってえものをとってきます。
やがてライオンはだんだんつかれてきて、
おきあがれなくなってしまい、そして……。
がんばっている、すべての人へ贈る、
佐野洋子の絵本。
<こどもから大人まで>
感想・レビュー・書評
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佐野洋子さん、100万回生きた猫だけど、おじさんのかさも佐野洋子さんだったの!?ビックリ。
この空とぶライオン、中高生のちょっとイジってただけっすよー感がすごい。
で、ライオンもえへへー、そうですイジられてただけですよー。って。
で、鬱になり、動けなくなり、引きこもり、自殺。
っていうのが人間のパターン。皆が全員そうじゃないけどね。
これはお話だから死なない。
石になって何百年も眠っただけ。
これ、イジメじゃん。いや、イジメじゃないよ犯罪じゃん。
胸糞悪いなーと思いながら読んだけど、これで気付いてくれる子もいるのかな?
それならこの本がある意味も理解できる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
続いて佐野洋子さん。
小さな子どもが読んで、どう感じるのかな。
何を学んで欲しくて書いたのかな、と思いながら読み進めたが、正直よく分からなかった。
ただ、登場する猫たちにとって、ライオンは同じ猫科。
立派なたてがみがあって、威厳があって、獲物を捕まえ(本当は雌だったはずだが)、食って寝ると言う習性が描かれているので、それを、子どもたちが喜びそうなカラフルな絵を使って伝えたかったのかな。
また寝てばかりだと、石になっちゃうぞ かも。
ちなみに
*厚生省中央児童福祉審議会推薦
*日本図書館協会選定図書
*全国学校図書館協議会選定図書
だそうです。 -
7歳の息子はまだ「よくわかんな~い」とサラッと読めたようだが、大人は後からいろいろ深い意味を考えさせられるお話だった。
ネコたちの称賛を受け、来る日も来る日も獲物を捕まえるために頑張り続けるライオン。昼寝をして休みたいと口にしても冗談だと本気にしてもらえず、とうとう疲れ果て…。
自分はこうしたいと気持ちをしっかり伝えているのに、あっさり無視され勝手にこうだと決めつけられてしまう辛さがひしひしと伝わってくる。
自身は子どもに対してネコのようになっていないだろうか…ドキッとしながら読み終えなおも後を引く。 -
2y11m
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周りの期待に応えようと頑張って疲れてしまうライオンさん。
疲れたときは休めばいいね。
4歳3ヶ月にはまだ少し早かった印象。
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猫の期待のままに頑張るライオン、昼寝が好きなライオン、ライオンにとってどう生きるのが幸せなんだろうか。
人生においても、人の期待に応えて頑張るのが誇らしい、生き甲斐だとうい人もいるし、自分の好きな事を楽しむのが人生だ、と言う人もいるだろう。どちらも間違っていないし、どちらを選択するのも自由だ、と思う。
頑張り過ぎなくてもいいんだよ、って言われている気がする。
とある精神科医の院長が研修医に薦めていた本、どんな意図で進めたのか気になる。 -
2020.11 5-2
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2023.7.19 1-2
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ライオンの気持ちを優しさを理解できる内容
思いやりがよくわかる
著者プロフィール
佐野洋子の作品





