スモウマン (講談社の創作絵本)

  • 講談社 (2002年12月17日発売)
3.37
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本 ・本 (30ページ) / ISBN・EAN: 9784061322622

作品紹介・あらすじ

弱きを助け、悪しきをくじく新ヒーロー誕生!

スモウマンは幕下力士。相撲のほうはまだまだだけど、助けを呼ぶ声が聞こえると「ドスコーイ」のかけ声で一発、大変身して空を飛ぶ。とにかく笑える活劇絵本です。

これは単純に見せかけつつ、実に高度な絵本である。アチコチに隠されたダジャレや絵のひねりは技能賞もの。開くたびに「ここにもあった!」と発見し、面白いのなんの!――(脚本家・横綱審議委員 内館牧子)

感想・レビュー・書評

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  • 結構小さい子には分かりにくい小ネタが挟んである。細かい書き込みがあるので家庭よみ向き。
    〜幼児もしくは大人
    相撲、ヒーロー

  • 5歳9ヶ月の息子が図書館で選んだ絵本。
    表紙を見ての通り、完全に絵のインパクトを楽しむのがメイン。スモウマンがお相撲の技で悪者をやっつけていくので、技の名前を知っていればもちろん楽しめるし、知らなくても表と裏の見返しに載っているお相撲の決まり手から学べて興味が湧くかも。
    息子は只々スモウマンの迫力と話の短さに呆気に取られていたw
    母は相撲部屋の壁の『オレたちは まっている 全日本プロレス』の張り紙がツボw

  • 絵の勢いで突っ走りたい本。
    短時間向きで、擬音多し。

  • 2009/10/7

  • ヒーロー物が好きな男の子は好きだと思います。
    内容はシンプルですが、絵の賑やかさがこの著者の持ち味ですね。

  • 正義の味方のスモウマンは相撲部屋に住む幕下力士。
    悪者に会った女の子がスモウマン~!と叫ぶとスモウマンが颯爽と現れ、悪者に塩を投げ、得意の上手投げで投げ飛ばす。
    スモウマンは相撲部屋に帰り、女の子とちゃんこ鍋を食べるのだった。

    単純明快な話で捻りが足りないようにも思うけれど、その単純さもいいのかも。
    相撲ヒーローというのは珍しい。

    背景の看板やポスターの文字などもよく見ると面白い。

    表紙、裏表紙の見返し部分に相撲の決まり手の図が載っているのでつい見入ってしまう。

  • 相撲部屋のスモウマンが困っている人を助けます。

    最小限の文字数のシンプルな絵本を

    圧倒的な動的絵で見せてくれます。

    長谷川さんの絵本に共通していえることは

    読み聞かせを前提に描かれていると思えるぐらい

    作品の最後は「読み人」にゆだねられているところにあります。


    長谷川さんが提供してくれる平均点以上の絵本を

    子どもたち(聞き手)が「面白い!もう一回読んでほしい!」

    という気持ちにさせるためには

    読み手の技量が必要とされます。

    スモウマンをヒーローにするのも、変な人にするのも

    そして面白くない人にするのも

    読み手にかかっている。

    逆にいえば、料理がしやすく、ダメでも勢いで押し切れる作品になっているのが

    スモウマンなのであります。。。

  • <3~6歳児おすすめ>

     正義のために戦う『スモウマン』。
    絵もインパクトがありますが、子ども達はお話にも引き込まれて夢中になってみていました。
     相撲の技の絵や物語の中にも出てくる『ちゃんこ鍋』等にも興味津々で『スモウマンのように強くなりたい!』と男の子だけでなく女の子もスモウマンに憧れていました。

  • 塩をかけて、なんか変な顔してるところが面白かった。

  • え・・これだけ・・?

    スモウマンの少年が
    助けを求めてる女の子のために
    元力士なレスラーを相撲技でやっつけて
    いっしょに帰ってちゃんこを食べる
    って話

    絵がごちゃごちゃしすぎているような

    きまりていろいろがのってるのがちょっといい

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著者プロフィール

1954年、埼玉県生まれ。シンガーソング絵本ライター。5年間千早子どもの家保 育園に保育士として勤務。1987年、みんなのバンド「トラや帽子店」を結成。 リーダーとして活躍。「みんなともだち」「世界中のこどもたちが」「にじ」などは、 たくさんの子どもたちに歌われている。1995年、『さつまのおいも』(童心社)で 絵本デビュー。絵本『ないた』(金の星社)で第10回日本絵本賞大賞を受賞。作品 に、『いのちのたべもの』『ごはんのにおい』(おむすび舎)『おこる』『うそ』(いず れも金の星社) 「おたんじょう月おめでとう」シリーズ(自由国民社)「すごいぞ! ぼ くらのからだ」シリーズ(保育社)など260冊以上の絵本がある。 https://www.songbookcafe.com/

「2020年 『やさいだいすきだワニ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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