- 本 ・本
- / ISBN・EAN: 9784061322707
感想・レビュー・書評
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駅のおかあちゃんがはじめてこの駅に来た人にも怒っていて勇気がある人だなと思った。
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掃除のおばちゃん
悪いことをすると怒るけどそれ以外はいつもニコニコ
男の子がボールを線路に落としてしまって取ろうとするとおかあちゃんが止めて助けてくれる
おかあちゃんにも昔から子供がいたけど死んでしまって、それからは駅を利用する人がみんなのおかあちゃんになろうと思ったのとか
大男が空き缶をポイ捨てしておかあちゃんが起こったけれど大男はおかあちゃんを突き飛ばす
それを見ていたいつもおかあちゃんに怒られていた人が一丸となって大男を責める
恐れをなして大男は逃げる
あっけに取られたおかあちゃんだけれど、それでこそ自分の子たちだと言う -
2013.07.25読了
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2013年度 青空
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駅のおかあちゃんの想いと乗客みなの想い。
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今は、「注意」=「クレーム」みたいに思っている人が多くて、電車や駅でもつかみ合いの喧嘩になっているのを見かけることがありますが、本当はもっと愛情のあるものですよね。子どもにも、今は大人の権威なんて通用しないので逆切れされる場合が多く、「あなたのこと、どうでもいいと思ってたら、注意なんかしないのよ。」と毎回フォローが必要。わが子も、注意しても「ママこそえらそうに!」などと言って反発するばかりで、行為があらたまらないのが実情です。この絵本では、過去に「駅のおかあちゃん」に注意された人たちが、「駅のおかあちゃん」のピンチに、みんなでおかあちゃんを助けるところがいいですね。ちゃんと「注意」は「愛情」からくるものだとわかっている。助けられた「駅のおかあちゃん」も『さすが、わたしのこどもたちだね!』って言う。いけないこと、恥ずかしいことをしたら、注意したりされる関係っていいですよね。失敗しても注意もされず、影でこそこそ批判ばかりの職場に居たたまれなくて退職した私は、つくづくそう思います。
鈴木博子の作品





